相続時精算課税制度って!? | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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第4週の八木陽子です。

八木さん


新居建築予定の私は、今週は

住宅関連のお話をしたいと思います。


さて、「相続時精算課税制度」ってご存知でしょうか?

4文字以上の漢字というだけでもイヤなのに、

7文字なんて、ほんと難しそうで、げんなりですよね。


でも、今年や来年に住宅購入を考えている人、

いえ、そうでなくても、親から贈与を受けたいという人は

注目の制度です!


簡単に言ってしまうと、

ある一定の金額までは、親からお金をもらっても、

相続時までは、税金がかからない

という制度です。


でも、相続時にどのぐらいかかるんだろう…って思いますよね。

先延ばしによって、うんと税金がかかるなんてイヤ!むっ

ごもっともです!!


しかし実は、相続税を支払わなければならない人は、

全体の5%ともいわれるほど、ごく一部なんです。


5000万円までの財産は、基礎控除といって、

誰もが相続税の対象となりません。


そのうえ、たとえば、子供2人の4人家族のうち、

お父さんがなくなったとしたら、

法定相続人は、子2人と母(妻)1人の3人。

先ほどの5000万円+1000万円×3人=8000万円

までが相続税がかかりません。


そのため

「相続時に必要だったら、税金を支払うよ」

としても、実際のところは、非課税になるケースが多いのです


それでは、精算制度の具体的な詳細は後日に!ロケット