あなどるなかれ、手数料。 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

今週は、自分自身の「こだわり」で、

パー手数料」について掘り下げています。


パー手数料」って手数というぐらいですから、

時間がかかる、面倒だ、

ということに対してやっていただく報酬だと思いますが、

何をやって、いくらなのか、

明細を説明されることって、少ないのではないでしょうか?


人それぞれの立場で、

「やっていただくと助かる。」と思う範囲は違うから、

内容を知らなければ、

値段だけで比較はできない、と思います。


だけど自由化っていうけど、ほとんど金融機関は横並びで、

ケチのつけようがないですね。


「モノ」がともなえば、「・・・に対して高い、安い」はわかりますが、

いわば形が見えないだけに、妥当な値段がわからない。


このパー手数料」が高いのか?安いのか?

よく知らずに払っているのが実情です。


ネット証券の手数料の値下げ競争には驚くばかり。



つい先日、公的資金を投入したばかりでアブナイと思った大手銀行が、

軒並み最高益お金を更新!のニュース。



後から思えば、

あのときのパー手数料」って、高かったのではないか?

そして、このパー手数料収入」そのものが、

この銀行の大躍進を支えたんだなぁ・・・。



人もまばらな地方の金融機関と、

設備も立地もよくて、来客の多い大手金融機関が同じパー手数料」なら

かける手間ひまは少ないのに、大手の方が儲かる…。


なんだか納得いかないはてなマーク今日この頃です。


グッド!せめてもの抵抗として、


お金を出し入れするサイフ代りや定期的な振込みをしに行くなら、

待ち時間が少なくて、笑顔とお愛想のよい地方の○銀行に。


給料自動振込みや振込み指定先には、系列支店が多く、

全国どこからでも引き出し便利な大手銀行に。


という風に使い分けたいところです。

そして、金融機関以外のパー手数料」という項目を見かける度、


「このパー手数料ってどんなパー手数料ですか?」って、


必ず、ツッコミを入れることにしています。


これが「おばちゃん化してる」ってことでしょうか・・・(^^ゞ