第366回「飯森範親&日本センチュリー響のハイドン・マラソン!!〜その4〜」 | クラシック名盤ヒストリア@毎日投稿中!!

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好きな作曲家はマーラー、ストラヴィンスキー、ブルックナー、三善晃、ショスタコーヴィチなど
吹奏楽を中心にトランペット演奏の他、作曲なども行います。



みなさんこんにちは😃
気づけば4月も中旬。
今月も早いものですね…
早くこの状況から回復してくれることを願うばかりです…
自宅にいる時ずっと音楽を聴いているのも飽きてきたため録画しておいた映画をみたりしています。
今更ながらスターウォーズエピソード8〜最後のジェダイ〜を見ました。
続きが気になったので後日エピソード9を見ようと思います。

さて本日ご紹介していくのは先日よりご紹介を続けている飯森範親さんと日本センチュリーによるハイドン・マラソンの第4作目のご紹介です。
曲目は交響曲第7番「昼」、58番、19番、27番の4曲。


「飯森範親指揮/日本センチュリー交響楽団」


ハイドン作曲:
交響曲第7番「昼」、58番、19番、27番



最近こうしてハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品をよく聴くようになってきました。(ベートーヴェンは以前から)
時期的に一曲一曲重いものよりも古典の響きはより軽く長時間聴きやすいという点からなのだろうか?
この調子で飯森さんが山響と完成させたモーツァルト交響曲全集や、ホグウッドの古楽器によるモーツァルト全集、メルツェンドルファーによるハイドン交響曲全集を聴ければなお良いなというところ。
とはいえ私の好きなマーラーの交響曲やブルックナーらの作品も聴かないわけではない。

今回取り上げられた曲としては
初期交響曲作品から7番「昼」、19番、27番の3曲と58番を含めて計4曲。
全体的に編成に関しても大きくはない曲で演奏時間も短く、手軽に聴きやすい印象。
どことなく三拍子が多い選曲なのと4曲中3曲が初期交響曲なので関連性も強い。

ライヴ録音でここまでの高音質と演奏クオリティ。近年におけるハイドン交響曲の歴史を塗り替えるであろう仕上がりには毎回満足しっぱなし。
弦楽器の美しい音色はまさにハイドンを演奏するために集められたのではないか?というほどのもの。
チェンバロがそれに加わることによりより世界観を良い方向へ舵をきってくれる。
おそらくここまでハイドンの交響曲にハマったことはないだろう。
過去に有名なドラティによるハイドン交響曲全集も聴いたことはあるが、今回ほどの衝撃は受けなかった。
販売元の紹介文には
「回を重ねるごとにクオリティが高められ」という文章もあるが、1回目から聴いているところ元々からクオリティが高い演奏だったのに対して確かにどんどん音色もハイドンの交響曲に適した形へと変化していて残り今日まで5枚分あるのですが、残りを聴くのが非常に楽しみになってきました。
さすがはエクストン。こうしてSACDハイブリッドによる高音質で日本の素晴らしい演奏を聴けることはありがたいばかり。

今回この飯森さんのハイドン・マラソンに関しては今日までに発売された9枚全てまとめて購入していて次の5枚目でようやく現状発売されている中で折り返し。
有名な交響曲からマイナーな交響曲まで網羅できる交響曲全集がより良い音質で楽しめるので自宅にいる時も充実した日々を過ごせそうでなによりです。
早く次のCDを聴きたい気持ちでウズウズしています。