みなさんこんにちは😃本日10月9日は、「takt op. 運命は真紅き旋律の街を」にて登場するキャラクター木星と火星の初戦日です。二人はその名前の通りホルストが作曲した代表作である組曲「惑星」より火星、木星の力をそれぞれ宿したムジカートとなっています。そんな本日は「惑星」の名盤であるズービン・メータ&ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団による録音を取り上げていきます。
「ズービン・メータ指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団」
ホルスト作曲:
組曲「惑星」作品32
木星は初期の段階で仲間になるムジカート。趣味はトレーニングで、ゲーム内でもトレーニングルームにいる姿を見かけることはよくあったかと思う。声優は依田菜津さんが演じている。代表作は「ヒーリングっど♡プリキュア」沢泉ちゆ/キュアフォンティーヌ役、「転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜」シルビア役。
火星は2024年に開催されたイラストレーターLAMさんの個展「千客万雷」にて公開された未発表ムジカートの1人である。木星と同じ制服を着ている。性格は炎のように荒々しく、血気盛んな女性。日頃から噛み付く相手を探していたり、機嫌を損なうとすぐに喧嘩を売りに行くのはヤンキー譲りだろうか。しかし、ダチと決めた相手との約束は必ず守る情に篤さがあるムジカートだ。声優はどなたが担当される予定だったかは不明。
・ホルスト:組曲「惑星」より火星、木星
録音:1971年4月
ホルストの代表作であり、特に「火星」と「木星」は比較的に単品でも演奏される機会が非常に多い。私自身「木星」はオーケストラで3回ほど演奏したことがある。1度目は大学の文化祭で卒業後、2度目は立正大学管弦楽団の賛助演奏、3度目は先日行われたわくわくもくもくオフで「天王星」と共に参加した。
ホルストの「惑星」は天文学からきているのではなく、占星術から着想を得ている。各曲には以下のような副題が記されている。
第1曲「火星、戦争をもたらす者」
第2曲「金星、平和をもたらす者」
第3曲「水星、翼のある使者」
第4曲「木星、快楽をもたらす者」
第5曲「土星、老いをもたらす者」
第6曲「天王星、魔術師」
第7曲「海王星、神秘主義」
元々は「7つの管弦楽曲」として作曲が進められており、「海王星」以外の6曲を2台ピアノのために作曲され、「海王星」はオルガンのために作曲された。その後オルガンや声楽、大規模なオーケストラからなるオーケストレーションに拡大されている。同時期に作曲された作曲家たちの作品から大きな影響を受けている要素も少なからずあり、圧倒的な音響的効果はいつ聴いても非常に素晴らしいものとなっている。
初演はエイドリアン・ボールトによって行われ、好評を博したが同時期に作曲されたドビュッシーの交響詩「海」やストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」など一大センセーションを巻き起こす作品の反響が大きかったため、イギリス国内では成功的な作品として知られるのみとなった。その後ヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が取り上げたことによって一躍有名な作品となり、今日において知られるようになっている。日本では「木星」をカバーした平原綾香のデビュー曲「Jupiter」が非常に有名である。他には日本を代表とする作曲家である冨田勲先生によるシンセサイザー編曲が知られている。
今回の演奏では「火星」と「木星」をピックアップしながらメータ&ロス・フィルの名盤を取り上げる。「火星」については壮大なるスケールのもと演奏が行われており、特に金管楽器の低音パートの存在感は圧倒的である。過去に何種類同曲録音を聴いたかはわからないが、その中でも特にチューバやトロンボーンなどの低音がゴリゴリ鳴らされている。中間部から戻ってきた際は特に轟音とも言うべき破壊力である。イヤホンで試聴したが今使っているイヤホンで聴くと非常に強い音割れを起こすほどである。テンポ自体も推進力の感じられる速さからなるエネルギーを聴くことができ、ダイナミック・レンジの幅広さが功を奏す形となっているのは間違いない。
「木星」はスケール重視でキラキラとした音色を木管楽器、弦楽器が奏でている。有名な中間部の旋律も伸びやかで神秘的な音色、響きを奏でながら最終的には分厚いサウンドによって演奏が展開される。全体的に暗さがない分ぐんぐん進んでいくこの演奏をたっぷりと聴き入っていく。終結部のテンポに関してはやや強引なテンポの戻し方ではあるものの、比較的に派手なサウンドを奏でているロス・フィルの特徴を見事に引き出した演奏である。
早いもので10月の中旬になりかかろうとしている。今月は初戦日を迎えるムジカートが複数いるので、この後も祝うことができると考えると嬉しい気持ちがある。今回のような「火星」などの未発表ムジカートも今後まだまだ取り上げていく予定なのでお楽しみに。まだまだタクトオーパスの熱は冷めそうにない。
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