<LOVE・青春>
監督:リュ・スンジン
出演:チャン・グンソク、ソン・テヨン
軍隊あるある、って感じなのかな。
それにしても。
グンちゃんと相手役のソン・テヨンさん。。。超不自然だったわ。
6歳上のお姉さんと付き合ってるという設定にしても。現実でも7歳差みたいだけれども。
どう見てもカップルには見えませんよぉ~。グンちゃん、童顔だし。テヨンさんはお姉さんぽい顔だし。
美人は基本、フケて見えるから。
配役って大事よね。
上手に感情移入出来るかどうかで、楽しめる度合いが違ってくるもん。
余計なところに意識がいくと、大切なところを見逃しちゃったり。
で。内容は。
先が読め過ぎる単純ストーリー。中途半端なキャラ設定。
でもね。
今回は珍しく、女優さん2人に注目しましたわ。
先ず、チャン・ヒジンさんがとっても魅力的。
映画だと『映画は映画だ 』しか観てなくて。その時は何とも思わなかったけれど。
あと、ハン・ヨルムさん。
彼女は以前から注目しておりました。ギドク監督の作品に出ているしね。
何より、個性的だもの。
ほんと、同じ顔した女優ばかりの中、直ぐに覚えられるお顔です。
作品的には『サマリア 』も『弓 』も好きな方じゃないけれど、彼女は間違いなく記憶に残っておりますから。
この作品の主題はあくまで「兵役&残された彼女」。
兵役制度のない国の人間には、思い入れも思い出もない訳ですし。そう言う意味で楽しむのは難しいと思うけれど。
長距離恋愛というくくりで言えば、見聞きした事は何度もあって。個人的な経験もありますし。
今の私くらい熟女になると、2年間なんてほんと、驚くほど短い期間だけど、若者にとっての2年間はとても長くて。。。誰か(又は何か)を待つなんて、本当に大変な事なんだよね。
アメリカの学校にいた時も、日本とか別の国との遠距離恋愛していた子が周りに何人かいたけど。
殆どダメだったわね。
若いとね。待てないの。
身近にいる子と恋愛しちゃうんだよ。やっぱりさ。それが若さだと思うよ。
この映画の中でも、兵役中の恋人の親友とデキちゃうなんて、いかにもなエピソードがあるけど。
現実でもまさに「あるある」。
自国に恋人や婚約者をキープしておいて、現地では上手に別の相手と恋愛する。。。なんてのも結構いたよ。
その後はちゃっかりキープしといた側に帰った人もいるし、なんだかゴチャゴチャしちゃって、結局両方と別れた子もいたけど。
今はメール、LINE、テレビ電話、無料通話・・・色々便利で。気軽に世界と交流出来るから。
昔とはだいぶ違って。遠距離でも、昔よりずっと我慢し易いかも知れないね。
とにかく。
若者は悩んでなんぼ。恋愛に正解はないからさ。
色々ぐちゃぐちゃしちゃうと大変だけど。。。何もないよりずっとずっと、幸せな人生だと思うよぉ~。