鎌倉散策 鎌倉歳時記 季節の移り変わりと 梅雨明けは | 鎌倉歳時記

鎌倉歳時記

定年後、大好きな鎌倉での生活に憧れ、移住計画や、その後の鎌倉での生活の日々を語ろうと思います。家族を大阪に置き、一人生活を鎌倉の歳時記を通し、趣味の歴史や寺社仏閣等を綴っていきす。

 令和七年六月三十日月曜日、日本中猛暑に包まれ、既に酷暑の地も多数出ている。鎌倉の今の気温は二十九度。最高気温は三十一度になるという。明日の天気は、夕方に雨が降るようで、晴後雨の予想が出ている。気温は三十一度で、水曜日はその影響で曇るみたいで気温は三十五度が予想される。二週間予想では、晴後曇の天気が月の半ばまで続くようだが、後の曇という状態がどの程度であるのかが問題であるが、すでに関西以西は二十七日に梅雨明けが発表された。後に修正訂正が行われる事もあるが、関東地方は、七月の三日・四日と少し天気が悪いようで、それが過ぎれば梅雨明けの発表もされると考える。それでも十分に早い梅雨明けであるだろう。

 

 

 大阪にいる妻からメールが入り、昨日鎌倉で断水しているというニュースが報じられたという。私の居住しているところは問題なかったかとの確認であった。六月二十八日に鎌倉の浄明寺二丁目付近で水道管の離脱で漏水が発生し、十二所、浄明寺、二階堂、西御門、雪ノ下、扇ヶ谷、小町、大町、材木座が断水して断水戸数が約一万戸に達しているという。そして復旧のめどが立たず、あの観光客でにぎやかな小町通りの店も臨時休業を余儀なくされているという。私の木曜日に行く御成通りの行きつけの店は、三軒とも影響はない模様だが、一軒のお店のママさんの住居が浄明寺で、また一軒のお店のマスターは材木座なので生活に影響が出ているだろう。こういった水道の老衰化問題は全国どこにでもある問題で、特にガスにおいては非常に危険であり、行政がどのように対応していくかが大きな課題とされている。

 

(鎌倉 和田塚 無心庵)

 妻からのメールに戻ると、六月三十日の日曜日の大阪の気温は三十四度で、朝からクーラーをつけっぱなしで、一歩も外に出なかったという。それに比べると鎌倉は、よく晴れた三十度の天気であり、住居に居る限り扇風機の弱で十分である。こまめに水分は取っている。この時期になると鎌倉の甘味処に行くことが多くなる。鎌倉には多くの甘味処があり、店に行くまで汗まみれになり、かき氷や餡蜜等を食べてひと汗が引くと、再び帰りに汗がそれ以上に噴出し、住居に帰りシャワーで汗を流す。この時期の冷水の温度に近いシャワーは、本当に気持ちが良い。鎌倉には多くの甘味処が存在するが、この時期よく行くのが江ノ電和田塚役の線路沿いにある無心庵である。築百年程という古民家で甘味を食べるのも風流であり、庭に置かれた大きな赤い傘が目印で、畳敷きの部屋からその庭を眺めていると五分間隔ぐらいで江ノ電が往来する。これも鎌倉の一つの絵になる風景だ。

 

 

 七月一日火曜日、今日は何時もの起床時間の七時二十分を遥かに一時間ほど寝過ごした。就寝時には、寝室の窓を開け網戸にして、そして、遮光カーテンをして眠る。扇風機は一時間のタイマーをかけて、心地よく眠るせいで寝過してしまうのだ。食事をとらず、生ごみの日なので集積所に捨てに出て、そのままいつもの神社に参詣に行く。今日は半夏生の陽とされ昼間の時間が一年で一番長くなる夏至から五日後の日で、薬草の「カラスビシャク」が自生する時期をさす、雑節の日である。田植えを終える目安の日でもあり、これから夏を迎えるために健康にも注意するために各地でもそれにちなんで多くの風習がある。関西では、この日に蛸を食し、福井では鯖を食す。今日の鎌倉の最高気温は、三十五度が予想され、酷暑が予想される。関東地方の梅雨明けは、今月の五日から八日に発表されると思う。夏の盛りに入り、九月末までの酷暑の日を乗り超えるために、私自身も含め、健康には注意していただきたい。  ―了―