鎌倉散策 鎌倉歳時記 季節の移り変わりと紫陽花 | 鎌倉歳時記

鎌倉歳時記

定年後、大好きな鎌倉での生活に憧れ、移住計画や、その後の鎌倉での生活の日々を語ろうと思います。家族を大阪に置き、一人生活を鎌倉の歳時記を通し、趣味の歴史や寺社仏閣等を綴っていきす。

 今年の五月は例年になく雨が多かったように思える。そして六月に入ると少し晴れ間が出たが、土日は雨が降るか、どちらかの日が雨と言った状況であった。先週の一週間も雨でぐずつく天気であった。今週の日曜日から、晴れ間が出だし、気温も上がってきて、二十七・八度であり、特に冷房危惧はまだ必要ないかと思いながら、そろそろ準備をしないといけないと考える。昨日の月曜日に、扇風機を出し、クーラーの空気取り付け網を洗浄した。早速、扇風機を弱で回転させて使用する。まだクーラーは必要ない。一人暮らしをしていると衣替えやこの様な事を一人でするわけで大変ながら、これもボケ防止の一つになるだろうと思いながら少しずつをこなしてゆく。

 

(鎌倉 鶴岡八幡宮)

 先週の十一日水曜日に大阪の妻から電話があり、色々と話すが、もう六月に入り仕事から帰って寝るまではクーラーをつけているという。光熱費は、断然夏場の方が高くつき、物価の高騰などを延々一時間近く話し続けた。やはり鎌倉の方がすごしやすいが、湿度が高いために、動くと汗が噴き出す。る。

 

(北鎌倉 東慶寺)

 

(北鎌倉 東慶寺 岩ガラミ)

 毎日近隣の神社に参詣に出ており、歩いて往復ニ十分の散歩がてらである。日曜日と雨の日以外は、令和元年に鎌倉に居住してから続けている。しかし夏場は、暑さにめげる時もあり、日陰を探しながら歩いてゆく。そして住居に戻ると汗だらけの状態になり、体を拭いて、ブログの配信や、資料作成、資料整理を行う。今日は、令和七年六月十七日の火曜日で、朝八時の時点で二十九度に達し、日昼は三十二度になるらしい。もう梅雨が明けて夏本番のようであり、住居に戻ると汗まみれの状態であった。しかしこの季節は好きである。

 

 

(北鎌倉 東慶寺 岩たばこ))

 この時期の鎌倉は、紫陽花や多くの花々が咲き乱れる。紫陽花は、鎌倉を象徴している花でもあり、多くの紫陽花寺が存在する。もっとも有名な寺は北鎌倉の明月院だろう。五日前の明月院に行かれたブログを拝見した。開院時間が六月八時半 で、混雑を避けるために八時半前に並んだと記され、それでも想像を絶すると書かれていた。正直言って、その通りである。拝観料は五百円で、特別日には、三百円の有料で、裏手の庭園を入園させてくれる。まあ一度は行かれればよいと思う。また東慶寺も、五月下旬から岩ガラミの六月初旬に岩タバコが咲き、綺麗である。そしてこの時期には紫陽花も多く咲く。拝観料は御住職の意向で無料であるが、宗教施設としての在り方を問われ、参拝者としてご本尊への礼拝を行っていただきたい。北鎌倉には後、浄智寺も紫陽花や他の多くの花が咲き綺麗である。拝観料が三百円であり、境内を巡る道に鎌倉七福神の布袋様蔵が置かれ、参拝される人々がお腹を触るため黒くなっているのもほのぼのとさせてくれる。

 

(北鎌倉 浄智寺)

 鎌倉地区には、長谷寺も紫陽花が美しく、展望台から上部に上る階段状に多く咲き乱れている。最近あまり行かないので情報が古くなっているかもしれないが、極楽寺の成就院も参道に植えられ、由比ガ浜を見降ろしながら咲く紫陽花が美しかった。東北の震災後に復興支援の一つとして成就院の紫陽花を東北の宮城県三陸町に移植された。参道に残った百株ほどの紫陽花と、今は萩が植えられているようである。紫陽花は多くの種類を成し様々な形態をしているため非常に興味深く見る楽しみがある。しかし、この時期は、鎌倉のいたるところに紫陽花が咲き、私の住居の山崎の台峰のから谷戸の池にいたる遊歩道脇にも多く咲く。七月に入ると野生のヤマユリの群生があり十数株が咲くのである。紫陽花が咲く時期は、六月初旬からであり、中旬下旬が見ごろとなる。年二より七月初旬まで見られる事もある。グーグルマップで今日の十一時の混雑具合を見ると明月院や浄智寺は、平均より上回る混雑状況であった。熱中症にお気をつけて参拝されますように。 ―了―

 

 

(鎌倉 極楽寺 成就院)