鎌倉散策 引っ越し1 | 鎌倉歳時記

鎌倉歳時記

定年後、大好きな鎌倉での生活に憧れ、移住計画や、その後の鎌倉での生活の日々を語ろうと思います。家族を大阪に置き、一人生活を鎌倉の歳時記を通し、趣味の歴史や寺社仏閣等を綴っていきす。

 鎌倉へ行く日が来た。1週間前からの天気予報で,雨が予想されたが、快晴の天気だった。安全運転を心掛け、午前6時15分に自宅を出た。

第2京阪、京滋バイパス、名神高速と順調だったが、新名神に入ったところで1車線工事で渋滞、約30分ほどの遅れ。

ここまではよく走る道であるが、これから伊勢自動車道、伊勢湾岸自動車道、新東名は走った経験がなく、妻とともに確認しながら走る。

東名高速に比べ、新東名高速は走りやすい道であった。

休憩を数回取りながら「今日は快晴なので富士山が見えるのでは」と話しながら清水まで来た。富士山の五合目以上は雲で覆われていた。

伊豆半島が目に入り、キラキラとした海の輝きを眺めながら東に進んだ。

御殿場から海老名まで東名高速に戻る。昔、数回東名高速を使い東京まで出たことがあったが、いつもこの区間が非常に長く感じる。

現在新東名の道が作られており、完成すればもう少し時間短縮になると思う。

ほぼ予定道理に海老名から圏央道、湘南バイパスを通り藤沢についた。車のナビに従い12時15分に無事に大船に到着できた。。

 

車をパーキングに止め、昼食用のパンと飲み物を買って不動産屋さんに入った。

あとは予定通り説明を受け、鍵を受け取り、今日からの私の住処に向かう。

不動産屋さんに2回ほど連れて行ってもらったが、やはり道がナビと共有できていない。

大船駅前から10分もあればいいけるところを行ったり来たりで約30分ほどかかった。

妻に初めて実物の家を見せると綺麗な事と、広い点、そして少しおしゃれな点に驚いていた。

玄関を開けると全室の間取りが見える物件が多いが、そうでない点が決めた理由である。

 

買ったパンで簡単に食事をしていると、ガス会社の人がさっそく着て、ガス栓とコンロを接続してもらい、ガス栓を開き、警報器を設置してくれた。

鎌倉の山の斜面の家々はプロパンガスの使用が多い。

そのため、すぐに使用できるようにプロパンガス専用のガスコンロを大阪で買い持ち込んだ。

その後、衣服類、布団、そして悪戦苦闘したテレビを運んだ。

もうすぐ、購入してから13年ほどたった、46インチのプラズマテレビである。なかなか壊れない。液晶テレビと違い、相当に重い。

自宅には新参者の60インチの新しいテレビが居座り、今回持ち出すことにした。

駐車場からわずか10メートルほどだが、急坂。そしてコンクリート階段1階分、そして私の部屋えあがる鉄部階段1回分。

妻と持ち上げ、精根尽きてしまった。

 

30分ほど休憩し午後四時、家電量販店に行き冷蔵庫、洗濯機、掃除機、アイロンを買う。冷蔵庫は以前から購入をしようと考えていた物が有り、私自身料理は好きなほうで、冷蔵室の大きい300リットルの2扉の物にした。

洗濯機は6キロ仕様の40分までの洗濯時間で省エネ対ぴのものを選ぶ。

生まれて洗濯機を使って洗濯をしたことがない。いわゆる一人暮らしをしたことがないのである。

結婚後、女性の下着を洗うなど男のモラルに反すると考えていた。

掃除機は充電式のハンディタイプの吸引力の強い物を買った。店員さん一押しのもので先端の吸引ブラシがスムーズに動く。

コードレスな分、非常に動きやすい。重さもコードのある掃除機を引っ張ることを考えれば同じかそれ以下である。収納も適している。

電化製品は翌日持ってきてもらうことになり、100均ストアーでその他雑用品を買いアパートに戻った。

 

やっと酒が飲めると、行きつけの店に挨拶がてら妻を伴って出かけた。

鎌倉の小町通りにある、魚の居酒屋割烹の店で、刺身、焼き物、旬菜の煮物、妻が感激したのは、だし巻き卵にシラスと三つ葉を入れたもの、自宅でも作れると話していた。

それからなじみのBarでウイスキーを一杯、飲めない妻はバレイシアオレンジジュース。

疲れている分、今日はそこまでにしてアパートに戻った。

これから、男の隠れ家的模様にすることを考えながら、早々眠りについた。