鎌倉はプチ京都ではな、く独自の文化形成都市を作り上げていく。
京都は、天皇を中心に公家文化が江戸時代まで続く。
鎌倉は鎌倉幕府滅亡後も,関東の治安の為の要衝となり、また武士の精神構造の発祥地として、後の各武家からの庇護を受ける。
江戸時代に入ると、文化人が鎌倉を訪れることも多くなり『新編鎌倉志』、『鎌倉物語』などの町人向けの鎌倉巡り案内書が作られる。
現在の観光都市、鎌倉の始まりである。観光地としては、京都より古いのではと思われる。
私が鎌倉を好きになったのは、集約された町、歴史的な背景と、そして身近に感じられる自然の彩である。
さて、私の鎌倉が好きな理由については、ひとまず終わりして、その後の鎌倉移住計画に戻りたい。
今年のゴールデンウィークはどこもいかずに鎌倉での生活のシュミレーションと、引っ越しの準備、引っ越しの際に愛車のレガシー・ブリッェンに46インチのテレビ、衣服、生活にすぐに必要なものをリストアップし用意した。
会社勤めの際は、給料は妻に渡し、お小遣い制であった。
営業職であったせいか、お小遣いと言っても、毎月別途費用が発生すると、もらう状況で、すべてお金の管理はしてもらっていた。
これから、有意義に管理していかなければならない。
エクセルで家計簿を作り、毎月の基本支出金額を各項目ごと決め、毎日の出費金額を入力すると内容が把握できる。
10連休のゴールデンウイークもあっという間に終わった。4月から私はずっと連休である。
休み明け、契約書が送られて来て、必要事項を記載、捺印し送り返す。
引っ越し当日、不動産屋さんで必要事項の説明を受け最終の署名捺印で鍵の引き渡しになる。
朝6時過ぎに大阪を出発大船着は12時30分。高速道路も以前の東名高速道路と違い、新東名高速に入ったり、出たりすることで以前より約一時間近く早くゆくことができる。
ただ、車のナビが対応しきれていないため、インターネットで大船までの道路工程を印刷し、妻と入念にチェックし、ナビゲーションしてもらうことになった。
当日、契約後、車での荷物の搬入。ガス、電気、水道の立ち合いと時間が目まぐるしい。
その後、家電量販店で冷蔵庫、洗濯機、掃除機等を購入する予定。その日の晩は行きつけの店に妻と挨拶し、食事をする計画を立てた。
引っ越し当日必要なものは、布団、お風呂関係、ティッシュ、トイレットペーパー、歯磨き、飲み物と翌朝のパン等である。
衣類と46インチのテレビを車で運ぶことになった。
最近、興奮してか、あまり眠れない。明日はいよいよ出発。
娘は昨日からニューヨークへ遊びに行っている。妻は2泊3日で引っ越しを手伝ってくれるが、私から解放される喜びをひしひしと隠しながら笑顔である。6月末に幼なじみの友人3人と南フランスへ行くとの事だ。
御気楽な家族である。