トリマ溝彫りユニットを本体上でスライドして,目的位置にセットした後,本体に締め付けるための機構を作ることにしました。溝彫りユニットをスライド後どの位置でも締め付けられるようにするため,溝彫りユニット側にはスリットを切り込みます。この加工はトリマで行いました。左側と右側には,溝彫りユニットを前後にスライドした時,左右に振れないようにする角材が取り付けてあります。トリマベースを左または右の角材にに沿わせることにより,左側と右側にスリットを作りました。スリットの前後の端を決めるため,前後にもストッパーを設置しました。なお,トリマは溝彫りユニットを少しはみ出した部分まで動かすので,溝彫りユニットと同じ厚さの板を並べました(写真奥)。
写真は,トリマベースを右側の角材に沿わせてスリットを作製しているところです。左側はすでに作製済みです。このスリット作製は軽く溝彫りできるよう3段階に分けて行いました。3 mm, 6 mm, 貫通です。
できた2本のスリットです。今後,本体にねじ受けを作る予定です。M5用のねじ込み式鬼目ナットを用います。


