簡易トリマゲージ | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前回1×2材の側面に溝を彫るとき,トリマが過負荷となりトリマが痛んだことを書きました。また溝彫り作業をすることになりました。今度は,一気に目的深さまで彫らず,3段階ほどに分けて彫り進めたいと思いました。ボッシュのトリマは同じものを2台持っています。前回までは,2台を5 mmと10 mmの深さにセットしておき,入れ替えて使っていました。今回3段階くらいにしたいと思いました。今回は3台必要になってしまいますが,1台で調整を変えて行うことにしました。簡単に調整できるようにするため,1×2材に何種類かの深さの溝を彫っておき,それにトリマを載せて調整することにしました。木材ですのでビットが多少強く当たってもビットへのダメージはないと思います。ただ,精度はそれほど高くありません。今回の作業は精度をあまり求めませんので問題はありません。


 写真はビットの出を調整しているところです。


 ちなみにトリマガイドを用いるときは,その厚さを加えなければなりません。その場合はトリマゲージの脇に(トリマガイドの厚さ)+(トリマゲージの厚さ)分の木材を置きます。