オーディオ用棚板には,薄合板を用いました。補強に厚さ約10 mmの端材をネジ留めしました。しかし,オーディオ機器を載せると少したるんでしまいました。
そこで,補強材を厚くして修正することにしました。1×4材の幅方向の両端を切り落とし,真ん中から1×2材を得ると両端から厚さ約20 mmの角材が取れます。これを用いることにしました。棚板を下から押し上げ,上にカーブさせました。ここに作った角材を当て,このカーブに合わせた上でネジ留めしました。これで上にカーブするような応力が発生します。
ネジ留めした後,下からの押し付けを外すと棚はほぼ平らになりました。今度は補強材が厚いので,いくつか物を載せても下にたるむことはなくなりました。