下穴開けガイド(1) 作製 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 1×材の側面に小さい木ネジで留めるためφ1 mmの下穴を開けていました。ドリルの刃を印に当てて穴あけをした後,よく見ると印の位置からずれていることがしばしば見られました。これは,木目のせいです。年輪の硬い層を刃がよけたり,内側に行くにしたがってどちらかに流れているとそれに誘われてドリル刃がずれてしまうのです。

 そこでアルミにφ1 mmの穴を開けたものを木材に当てて穴あけすることを考えました。更に,幅19 mmの1×材に下穴を開けることが多いので,アルミを曲げてまたぐようにしました。これにより1×材の場合,幅の中央に墨入れしなくても中央に穴あけできるようになりました。ちなみに,もっと幅の広い材料の場合は,このガイドを裏返しにすれば使えます。