ステンレス切断部のバリ取り | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 金属を切断しても,バリが鋭いため,バリ取りをしないと気持ちよく使えません。これまで,金属を万力で咥え,ヤスリで削っていました。結構手間のかかるものです。マルチツールを固定し,やすりを付け金属を当ててバリ取りすることもやってみました。具合は良いのですが,マルチツールをケースから出し,固定具を取り付け固定するという準備に手間がかかります。電動ノコギリの刃の部分をやすりに変えて削ることもやってみました。工具を吊るしてある壁面をふと見てみました。そこにはずっと以前に購入したドリル軸付砥石が目に入りました。これまで便利に使う方法を見いだせずに,壁に眠っていました。これを電ドルに付け,金属の切断面を削ってみました。この方法が具合良かったのです。ちょっとこすっただけで,切断した角を指で触れても引っかからず,滑らかになりました。ケースを見直すと,「金属のバリ取りに」と書かれていました。もろにその目的のものだったのです。