ガレージの屋根下に長物を置いています。以下,屋根の聞きなれないパーツ名が出てくるので,下にパーツ名を書いた図を示します。小屋梁(こやばり)の間に長物を渡して雨がかからないようにして保管しています。ただ小屋梁の間隔が広いので,短い角材などは置けません。そこで,点線で示したところに小屋梁(以下“小屋梁もどき”と呼びます)を増設する計画を立てました。
小屋梁は母屋(もや)から小屋束(こやつか)を介して取り付けられているので,新設の小屋梁もどきを取り付けるのに,小屋束もどきを付ける必要があります。アルミ母屋にネジ留めするのは,ガレージの強度や,腐食の面からやりたくありません(古いので外観の問題ではなく)。そこで工夫しました。L型金具を母屋と波板の間に差し込みました。そして,もう一つのL型金具で母屋を挟むようにして,ネジで結合させました(1つ目のL型金具にはネジを切っておきました)。その下に小屋束もどきを取り付けました。L型金具の長さがギリギリでした。そのため,L型金具の端部だけネジ留めした場合,荷重で角材が崩れる恐れがあります。そこで連結金具を用い,2本のネジで支えることにしました。
構想通り作ったのが下の写真です。しっかりしていてぐらぐらしません。あとは,小屋束もどきに小屋梁もどきを取り付ければ完成です。