ラジオ電源をトランス式に | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 ポータブルのAM-FMラジオを購入しました。電源はUSBから供給します。しかし,AMにはシャーシャーとノイズが目立ちます。電波が強い所でないと楽しんで聴取できません。理由はスイッチング電源にあります。スイッチング電源はパルスを使います。パルスには高調波が含まれ,比較的周波数の低いAMではノイズとなります。電源はスイッチング式のものでなければよいのですが,軽量,安価にできるためUSB電源は大抵スイッチング電源です。手元にトランス式の5 VのDCアダプタがありました。これをラジオの電源とするよう細工しました。

 

 USB延長コードを切断し,メス側を利用します。コード中の赤が+,黒が-です。このDCアダプタのプラグでは心側がマイナスですので,その様にはんだ付けしました。

 

 DCアダプタのコネクタと,作製したメスのUSBコネクタを接続してトランス式USB電源が出来上がりました。

 

 この電源をAM-FMラジオに接続し,AM放送を受信してみました。ノイズがなくなり,きれいな音で聴取できるようになりました。