このクランプの力関係を考えてみました。2×2材で作った部品にはボルトから右向きの抗力が加わります。1×2材で作った下側の部品の上部には左向きの力が,下側には右向きの力が加わり,モビールのような感じで釣り合っています(赤ベクトル)。2×2材の中央部には右向きの力,下部には左向きの力が加わっているため,全体として右向きのモーメントが生じます。そのため,左側は上向きの力(青ベクトル)が生じるため,補強を兼ねた長い木ネジが必要になります。一方,右側は下向きの力が生じるため引き留める必要はありません。そこで,右に相当する部分は短い木ネジでも良いことになります(下の部品と左右にずれるのは抑えなけらばなりません)。
上の考察から外側のネジは補強の役割は必要なので1本にしました。真ん中は木ネジとは垂直にボルトが通っていますが,そこまで届かない長さの木ネジにしました。
新たに作ったクランプはこのようになりました。