前の記事で三枚継ぎ加工のオスを作る時,トリマのロックが甘く,ずれて深く削りすぎてしまったことを述べました。実は,墨付けの際のうっかりミスでオスの方は作り直すことになりました。この緩いものを水でふやかしたら使えるのではないかと思い,使わなくなったオスで実験をしてみました。
オス部分を水に漬けて数時間待ちました。拭いてメスと結合してみましたがまだ緩々でした。そこで1晩浸けてみました。結果,隙間がほぼなくなるくらいに膨らみました。
接着後の様子です。先端部分の隙間は少し減ったようには見えます。付け根の辺は両側から押さえつけているので隙間はなくなっています。結論としてはそれほど有効な方法ではないようです。