胡蝶蘭の胴切り | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 胡蝶蘭について胴切りという言葉を最近知りました。胡蝶蘭は上側から新芽が出,新陳代謝で下の方の葉が枯れてきます。そのため,葉の部分がどんどん高くなってしまいます。この時,下の方から上を切り離す方法が胴切りと言うのだそうです。下の方は根だけになりますが,ここから新しい葉が出てきて,胡蝶蘭が2つになるらしいです。
以前に,新しい葉が,肥料のやりすぎで花芽に変わってしまったことがあります。花は咲きましたが,新しい葉が出る場所がなくなってしまいました。新陳代謝で下の方は枯れてくるので,新しい葉が出ない限り,その胡蝶蘭は枯れてしまうかと思っていました。ところが,葉がなくなったら,根から新しい葉が出てきました。どうやら,根だけになってしまうと新しい葉が出るらしいです。なので,胴切りをすると下からも新しい葉が出てくるのでしょう。
 今回は本格的胴切りの前に,上に葉があるにも関わらす下から葉が出てきた株で試してみようと思いました。準備として,上の葉の根の周りに水苔を巻き付け,上の葉からの根が張るようお膳立てしました。


 ついに,上の葉の部分を切り離しました。物の本によると,切り口から腐らないよう,切り口が乾くまで湿った水苔に植えるのも待った方が良いそうです。ちなみに,今回は,上の葉から下の植木鉢の方に伸びている値を切ってしまいました。本格的に胴切りをするときは,そのような根は上の葉に残すよう心掛けたいと思います。