画像を四角形に変形するプログラム(4) | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 シリーズ3では,u = aU + b√(UV)+ c,v = iU + j√(UV) + kV + lの変換式を用いました。今回は(UV)の項をn乗した形での変形を調べてみました。nをいろいろ変えられるようプログラムを変えました。0.5乗は前に示したルートとおなじものです。1乗は当初のものです。1乗より小さい乗数では,上下辺が上に膨らむ傾向があり,0.85乗では上辺が直線に近くなりました。しかし,下辺のふくらみが増強してしまいました。1乗より大きい方では下辺がわずかに補正されました。しかし,上辺の曲がりが目立って大きくなりました。マイナスの乗数は逆数の形になります。この場合,変な変形が起こってしまいました。

 結論としては,これまでのものの中では1乗が一番曲がりが少ないことがわかりました。とりあえず,1乗で変形させ,多少の曲がりは切り取って使いたいと思います。