パンハンドル1つの三脚台への左右傾斜調整器の新たな機構 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 前回作った傾斜調整器ではちょっと高さ方向に大きかったので新たな機構を考案し,作製してみました。2×2材を80 mmで切り出し,凸型と凹型に加工しました。両者を挿し込んだところに穴を開け,φ6のネジを通しました。これを軸として写真では前後方向に傾きが変えられます。傾けた時当たる部分を削ってあります。このままでは,傾き方は固定されません。固定方法は次の記事に書きたいと思います。写真では上下逆さ状態です。下側(使用時は上になる)に天板をネジ留めしました。上側(使用時には下)には三脚のウイットネジを締めるためのネジを切ってあります。

 

 三脚に取り付けた状態です。前回よりは機構の高さは低くなっています。写真では左右方向の傾きはパンハンドルで調整し,前後方向の傾きは付け加えた機構で行います。