越冬加温ケースの温度異常 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 私が作製した越冬加温ケースは,冬に鉢植えの温度が下がりすぎ枯れるのを防ぐためのものです。そのため,昼間は加温システムをOFFにして,前面を開いておきます。夜間は15℃を保つようにしてあります。比較的低めの設定です。前面はスタイロフォームで断熱してあります。朝それを外す(スタイロフォームがあると十分な日光が当たらないため)前には,右側の2重ガラスを通して朝日が当たります。これでも,晴れの日は40℃,50℃と温度が上がってしまいます。そこで,25℃を超えたら換気扇が回るようにしてあります(止まっている間は空気の出入りが抑えられる吸気口を備えています)。

 最近,夜スイッチを入れてしばらくしたら換気扇が回り続け加温も,し続けるというトラブルが生じました。「故障か」と思いましたが夜になっていたので,スイッチを切って夜を明かしました。ここのところ冷え込みが穏やかな日々が続いていたので1晩くらいは良いだろうと考えました。翌朝見てみたら原因がわかりました。加温側の温度センサーが断熱材の隙間に刺さっていました。前日ハイビスカスの鉢を追加で入れた時,温度センサーをそのような状態にしてしまったようです。当初,加温ケース内にだらりと吊るした状態にしていました(写真に見える一番下の横棒辺りが2本とも先端になっています)。今回,反省して,温度センサーの先端位置をきちっと決めました。