内側の寸法を測るのに便利なメジャー | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 最近,内側の寸法を測る際は,ステンレススケールを左右に当て,左右からの交点までの距離の和で求めていました。基本的には,一方に30 cmとかのステンレススケールを押し付け,他方から30 cmの目盛までの長さを測り,30 cmを加えていました(10 cmの目盛までの長さを測れば計算はもっと楽)。

 ここで昔よくやっていた方法を思い出しました。メジャーによっては,面に目盛帯(めもりおび:本体と同じメジャーと呼ぶようですが,本体と区別がつかないので仮にこう呼ぶことにします)の出し口までの距離が記されているものがあります。メジャー本体の背を,測るものの一方に当て,目盛帯の端を他方まで伸ばし,出し口での値を読み,目盛帯に書かれている長さを足します。手持ちのメジャーを確認したところ写真の3つが見つかりました。青いのは50年くらい前に買ったものです。5 cmを足せばよいので一番使いやすいです。赤いのは6.7 cmですので計算が面倒です。黒いのは7 cmで計算は楽ですが,測るものの一方に当てる面に紐が付いていて邪魔です(赤は,計算が面倒なうえに,ひもも邪魔)。青いのが一番使いやすいですが,さすがに50年も経つと目盛帯が傷だらけです。このようなメジャーをまた探して購入したいと思います。