砥の粉の実験 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 べニアにペンキを施した所,2度塗りしても,木材の導管の筋が気になりました。このとき,中学の技術科の授業で砥の粉のことを思い出しました。遠い昔の授業ですが木の削り屑を木工ボンドで練った記憶があります。実験をするために,先日サンダの木屑を吸い取った掃除機のごみ袋から木屑を取り出し,木工ボンドで練ってみました。粗い木屑も混じっていましたが実験です。このまま使ってみました。


 できた砥の粉をべニアにぬり込んでみました。乾いてからサンダで平らにした後,ペンキ塗りをしました。


 下の写真は砥の粉を使わなかった場合(左)と使った場合(右)の比較です。導管が目立たなくなりました。ネットで砥の粉を調べてみると,木屑ではなく鉱物等を使っているようです。そういうものを用いるともっとしっかりと導管を埋めて平滑度が上がると思います。後ほどやってみたいと思います。