ノートパソコンのブラックアウトが故障ではなかった | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 私のノートパソコン,レッツノートはオーダーメードの高スペックマシンです。ところが,電車で操作していると,時々画面が真っ暗になるトラブルが生じました。ディスプレーの開閉のスイッチに不具合が生じたのかと思っていました。ただ,これが故障でないということを示す現象を体験しました。古いレッツノートをネットとはオフラインで落語の録音などに使っています。ディスプレーを閉じたレッツノートの上に開いた状態のもう一台のレッツノートを載せると,そのディスプレーがブラックアウトするのです。下のパソコンから離すとまたディスプレーが正常に戻りました。このことは,ノートパソコンの開閉は磁気で検知していることを示しています。ディスプレー側に磁石があり,本体側に磁気センサーがあるのだと思います。閉めるとセンサーに磁石が近づき画面が消えるのです。パソコンを重ねると,下のパソコンの磁石が上のパソコン本体の磁気センサーを働かせるのだと思います。
 電車の中では,スマホを使ってデザリングしてネットを使っています。また,スマホの写真をパソコンに取り込んだり,スマホを充電するためにケーブルで接続したりします。その際,パソコンの手前にスマホを置く場合が多いのです。私のスマホのケースは磁石で閉まるようになっています。その磁石がパソコンのディスプレーを消すのだということを発見しました。レッツノートの故障ではなかったのです。

(パソコンがONである証拠に左下のランプが点いています。それにもかかわらずディスプレーが真っ暗です)