丸鋸コード修繕 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 やってしまいました。木材切断後,丸鋸を下に置くとき嫌な音がしました。その時は何かにぶつけたと思っていましたが片付ける段になってコードが巻き込まれていることがわかりました。切断後スイッチを切って,惰性で回っている状態で下に置いたときにコードが刃に引っかかり巻き込まれたものと思われます。原因は使用後いつもコードを巻き取っているので巻き込まれやすい癖が付いていたものと思われます。巻き込んで保管するのは止めたいと思います。さらに,切断後スイッチを切ってから刃が止まるまで待ってから置くように改めたいと思います。

 切断個所は矢印の場所です。一応ぐちゃぐちゃになった部分を切り取り再接続してビニルテープを巻いた後,熱収縮チューブで覆ってあります。ビニルテープは時間がたつとはがれ始めたりべたべたになるので熱収縮チューブで覆いました。ただ,危険な工具なので,こういう変則的な場所はできるだけない方が良いです。そこで,生きている部分を直接丸鋸の内部に接続するように再度修理をしました。

 

 ネジを外し,内部を開いてみました。

 

 外部からのコードが内部回路とどのようにつながっているかを見たところ,白い電線は内部の白い電線と絶縁被覆付き閉端子で接続,黒い電線は差し込み型接続端子が圧着され,スイッチの端子に挿しこまれていました。手持ちの部品からこれらの圧着端子を探し出しました。

 

 これらの圧着端子を取り付け接続,カバーの中に収納しました(左に見えるのは取り外した部分です)。

 

 そしてケースを元に戻しました。結果,このように新品と同じ状態に戻すことができました。コードは少し短くなりましたが,切り取ったのは長いコードの中の20 cm程ですので誤差範囲内です。