駐輪小屋の工房側には合板をはり,作製したジグなどを吊るす予定です。工房外壁には1×2材の枠を取り付けてありますが,上部に横の梁を追加する必要があると考えました。当初梁は1×2材を付ける予定でしたが,前の記事の通り,1×4材の方が安いし,幅が広い方が強度も上がるので,1×4材を付けることにしました。後から取り付けるには困難が伴います。ここでは,ダボを用いて梁を固定することにしました。スチール壁に沿っている19 mm厚の角材の中央にダボ穴を開けました。中央は壁から9.5 mmしか離れていません。そこに垂直にφ6の穴を開ける方法を考案しました。アイディアはフレキシブルシャフトを用いることです。これでかなり壁寄りに穴あけすることができます。ただ,垂直に開けるのは難しいです。そこで別の角材に垂直な穴を開け,内径6 mmのスペーサーを挿しこんだガイドを用いました。これを穴を開けたい部分に押し付け,フレキシブルシャフトの先端にドリル刃を付け,ガイドの穴を通して穴開けするのです。これにより,希望の場所に垂直な穴を開けることができました。写真の横棒は梁ではなく,ガイドを押し付けるのに使いました。クイックバークランプを突っ張りモードにして押し付けています(写真右端)。
うまく穴が開きました。ここにダボを挿しこみました。
ダボマーカーを用いて,取り付ける1×4材にダボ穴位置の印を付け,穴あけしました。そして,ダボに挿しこむことにより梁が取り付けられました。右側は縦材の裏側からダボ穴を開け,ダボを打ち込みました。
右側の梁の右端の縦棒の裏から穴開けすることができなかったので,L字金具で固定しました。