チェンジノブのナットの固定 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 Tトラックレーンを使って木工被加工物を固定するのにTトラック用ボルトを用います。締めるのはナットですが,器具を使わなくても回せるようチェンジノブを組み合わせます。チェンジノブにはナットを受ける六角形の穴が開いています。かなり緩いところから締めようとすると,ナットが六角形の穴から外れて空回りをしてしまいます。これまで,穴から外れないよう,ナットを接着剤で付けていました。しかし時々接着剤がはがれてしまいます。この目的には本来チェンジノブではなく,ナットノブを使うべきでしょう。そこで通販で購入しようかと考えましたが,方法はないか改めて考えてみました。



 チェンジノブは本来,ボルトの頭をここに通し,キャップをして使うものの様です。このキャップを使ってナットを固定する方法を考えてみました。



 キャップにφ9 mmの穴を開けました。M8のボルトは通るがナットは引っかかるサイズの穴です。その結果,ナットがチェンジノブから離れることがなくなり,具合よく使えるようになりました。