前に「モジュラージャックのピン配置が変則的なのを気づかなかった」という記事を書きました。どうしてあんな変則的なピン配置になっているか考えてみました。規格ではモジュラープラグの1番から順に白/橙,橙,白/緑,青,白/青,緑,白/茶,茶の線の配置になっています。緑と白/緑の位置が離れてしまっています。それぞれの色は対でひねられています。青と緑のペアの白の入っている線を入れ替えるようにジャンプさせなければなりません。ところが,モジュラージャックのピン配置だと下の図に示すように自然に取り付けることができます。この作業は通常,電気屋さんが現場でやるのでできるだけ簡単に済ませるように考えられたものと思います。