2階LANを直す(2) モジュラージャックのピン配置 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 モジュラージャックへは,LANケーブル素線を購入してから接続しようと,ネットで素線を探しました。しかし,素線としては100 m単位の販売がほとんどでした。将来的にもそんなにたくさんは使いません。そこで手持ちのモジュラープラグ付きケーブルを短く切ったものをモジュラージャックに接続し,前回引いたケーブルにLAN中継アダプタで接続することにしました。モジュラージャックは,下の写真のように,金属端子でケーブルの電線を挟み込む構造になっています。左からジグザグに1, 2, 3…となっているように見えました。そのつもりでケーブルを接続しましたが,正常に動作しませんでした。最初に使ったケーブルの各電線が撚線だったのがまずかったのかと思い,単線のケーブルに変えてみましたがダメでした。接触が悪いのかと思い,ケーブルを差し込み,そのプラグとモジュラージャックからつながっているプラグの間の導通を調べました。ここでようやく原因が判明しました。1, 2, 3…と思っていたのが違っていたのでした。調べた結果,下の写真のようなピン配置でした。なぜわざわざこのような配置になっているのかは不明です。



 調べたピン配置を基に改めてLANケーブルを接続しなおしました。その結果,正常に動作するようになりました。天井の端子は下の写真のようになります。テレビ用のケーブルと並んでうまく動作しています。テレビ用ケーブルも自分で配線したものです。