1×2材専用相欠き継ぎ用ジグで半分の幅の溝を彫る | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 1×2材の相欠き継ぎでは,溝の幅は1×2材の幅の広い側3.8 mmとなります。そのため,ジグはその幅になるように設計しました。しかし,下の図の横棒がはまる溝(縦棒の中央付近,右側の溝)の幅はその半分1.9 mmになります。これも相欠き継ぎ用ジグで開けられるよう,最初から考えていました。


 その方法は,これです。右側ガイドとトリマの間に1×2材を縦(横方向が狭い向き)にかませます。これで右側が(このジグの設計値38 mm)-(1×2材の狭い側の幅19 mm)= 19 mmとなり,1×2材の狭い側が挿さる溝となります。実際加工してみるとピタリの溝ができました。