1×2材専用相欠き継ぎジグを作製した記事を既に書きました。加工材を簡単に固定できます。これで相欠き継ぎ加工を何か所も行うのに効率的になりました。しかし,加工材を替えるとき,ジグがしっかりと固定されていたら,外すのが面倒になります。そこで今回はトグルクランプを用いてワンタッチでジグを固定する方法を考えました。トグルクランプは1×4材に取り付けました。1×4材はTスロットボルトで取り付けます。Tスロットボルトを下のTスロットトラックに挿し,1×4材に開けた穴を通し,ボルトで留めます。これにはセットの際,4か所のボルトを締める必要があります。しかし,その後が楽になります。実際にこれを用いて相欠き継ぎ加工を行ったところ,効率的に何本も加工することができました。
相欠き継ぎジグと同様に,ワンバイ材を固定して丸鋸で切るジグもワンタッチで固定,取り外しができたら便利です。幅が異なりますが,下の写真のようにすることで可能になりました。ここでは1か所F型クランプで固定する必要がありました。