ボックスレンチの6角,12角ソケット | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 スチール製工房建屋を固定しているナットを外そうとボックスレンチを用いた所,ナットをなめてしまいました。ボルトで固定している建屋が重みで下がり,それを留めているL型金具との穴の位置がずれていたため,かなり固くなっていたのです。


(なめてしまって角がとれています)


 ボックスレンチのソケットを見ると6角ではなく12角でした。6角のソケットをボルトに挿すには最大1/6回転させる必要がありますが,12角のソケットでは最大1/12回転で済みます。この使いやすさから12角ソケットが多く用いられているのでしょう。しかし,ボルトの頭と接する面積が小さくなるのでなめやすいものと思われます。6角ソケットに変えた所,うまく外すことができました。今回学んだことは,通常の使用では12角ソケットが使いやすいが,固いところには6角ソケットを用いるべきだということです。


(左:6角ソケット,右:12角ソケット)