バックアップ用の電池が手に入ったので交換作業をしました。先ずメインの電池を外してから,Webに書いてあった手順にしたがってトップパネルを外しました。前に書いた通り,精密電動ドライバーを購入したので使いました。具合が良いです。
これがカメラに入っている劣化したバックアップ電池です。前の記事で示した電池のサイズから推し量れる通りはんだ付け部分は非常に小さいです。手持ちの40 Wのハンダごてではちょっときつそうです。しかし,現在手持ちの一番小さいハンダごてが40 Wのものですので,頑張って取り外します。なお,電池についている端子の右側が+です。
購入した電池は,最初からカメラに入っていた電池と同じ向きに置くと右がマイナスになってしまいます。そのため,元の電池とは裏返しの向きで取り付けます。電池の端子にあらかじめハンダを溶かして載せておき,セットした後ハンダごての先を当てることによりはんだ付けが完了しました。元よりハンダの量が少し多いですが,理想の範囲内です。
電池を交換した後,逆の手順でトップパネルを取り付け,元に戻しました。そして,メインの電池をセットしました。時刻をセットしてから時間をちょっと空けました。メインの電池からバックアップ電池に充電させるための時間です。買い物するものがあったので,行ってきた後,メインの電池を外し,2分ほど待ちました。これは,通常電池を交換する時間を模したものです。そして,再度メインの電池を入れ,電源をオンにして,カメラの時刻設定を見ました。これまでは,メインの電池を交換する度に時刻をセットしなおさなければならなかったものが,時刻は保持されていました。これによりバックアップ電池が正しく働いていることを確認できました。