先ずテスト用木材の端の方を削るようにセットします。写真には写っていませんが,上の方をF型クランプで留めてあります。そして,トリマの所にスライドして削ります。
ビット径の2倍の板等を挟み,ストッパーがそれにあたる位置にずらし,後ろのナットを締めます。これで,調整は終わりです。
あとは,いつものように削るだけです。ストッパーのビット側を木材の端(最初),削られた穴の端(2回目から)に当て,垂直に固定しトリマに通して削ります。写真では,垂直にするためスコヤを当ててF型クランプで固定しています。
下の写真では5 mmのビットで加工した2つの角材を合わせたところです。これはただ差し込んだだけですが,ボンドを付け,両側からクランプで圧力をかけ固まったところでやすりで仕上げればきれいな継ぎができます。
下の写真は2つの角材は6 mmのビットで加工して合わせたものです。こちらもきれいに合わさりました。(穴が開いているのは,他の目的で使った角材だからです。この記事には関係ありません。)
これらのテストから,この改良により,ジグが5 mm~8 mmまでのあられ加工に使えるようになったことが確認されました。