超音波猫避け機の修繕 | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 我が家の庭には,よく猫がやってきて糞をするので困っていました。そこで,超音波の猫避け機を購入しました。庭の片隅に置いておくと,猫を感知し(体温のあるもの全てですが),周波数を変えて超音波を発生するのです。同じ音程だと猫が慣れてしまうので,周波数を変えるのだそうです。最初の頃は,これがあっても時々猫が入って来ることもありましたが,最近は家を走って通り抜けるようになりました。行動範囲は変えられないが,滞在時間を短くしたようです。

 この機械は単一4本の電池式でした。何日か使うと電池がなくなるので不経済でした。そこで,百均のニッケル水素電池を使うことにしました。百均に置いてあるのは単三か単四ですので,単三→単一変換ケースを用いました。ニッケル水素電池は,アルカリ乾電池より電圧が少し低いですが,きちんと働きました。ただ,接触があまりよくありませんでした。変換ケースの内部の接触や,外側の接触に難があるようです。電池を回転させたりずらしたりすると働くようになりました。しかし最近,電極を磨いたり,位置をずらしたりしてみましたが,どうやっても働かなくなりました。

 猫避け機の電極の所にDC電源を直接接続するとしっかりと作動しました。電池ホルダーの扉に穴を開けてDCアダプタに接続しようかとも考えました。ジャンクボックスを探すと単三4本用のバッテリーボックスがありました。そこからの線を猫避け機の電極にハンダ付けしました。また,猫避け機の電池ボックスには左右の仕切りがあり,バッテリーボックスが入らなかったので,切り取りました。ニッケル水素電池をバッテリーボックスに入れ,スイッチを入れたところ調子よく働きました。ニッケル水素電池は4本使いますが,別に予備の4本を充電しておき,放電しきったらそれと交換し,外したものは次に備えて充電しておきます。