断熱材押さえのビスの間隔を15 cm前後にしましたが,昼間気温が上がるとビス間がたわむ傾向が見られました。そこで,ビス間にもう一つずつビスを増やしました。
ビスを留める際は,下穴を開けます。ここで出来るだけ垂直に開けたいです。また,開ける深さもビスの長さに一致させたいです。これまで,垂直に開けるには鏡を用いました。また,深さはドリルのストッパーを用いました。ストッパーは回転すると深さが変わってしまいます。そこで簡単なジグを作りました。ジグと言っても角材に垂直の穴を開けただけのものです。垂直に穴を開けるには,ボール盤を用いました。いろいろな深さに対応できるよう,角材の太い方向と細い方向の両方に穴を開けました。角材から飛び出した分が深さに一致します。これは,ドリルチャックへの深さを変えることで調整できます。また,何種かのドリル径に対応するよういくつかの穴を開けました。
使用する際は,ここにドリル刃を挿して,開けたい木材に当て,止まるまで穴開けすれば良いのです。実際には,最初にドリル刃をジグから飛び出させておき,先を穴開け位置に当て,ジグをずらして木材に押しつけます(ドリルを回転させながらずらすと楽)。そしてドリルを回転させると垂直に穴が開き,止まるまで開ければ,決めた深さ以上にはドリル刃は進みません。