木工用集塵機の電動工具との連動化回路(6): ジャンパー線 | 技術日誌

技術日誌

ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 写真はブレッドボードで使うジャンパーのセットです。ブレッドボードの穴の間隔,1/10インチの倍数の長さの物が用意されています。このセットがあるお陰でブレッドボードにジャンパーを取り付ける都度ジャンパーを作らなくて済みます。

 

 ブレッドボード型基板で,ハンダ付けするジャンパーは上の物を使うのはもったいないです。というか,使ってしまうと次のテスト回路の時に不便になります。そこで,基板に使うジャンパーは,電線から切り出して作ることになります。ジャンパーキットの線径は0.6 mmφでした。ホームセンターで調達できれば具合が良いので近くのホームセンターに行ってみました。しかし,太い線はたくさん売られているものの,細い線は見つかりませんでした。コロナ渦の中,秋葉原まで行くのは躊躇します。週末には八潮の秋月電子通商が営業しています(最近は木~日になりました)。自宅から6.5 kmのところにあるので,自転車で行くと良い運動になります。ただ,今は梅雨時なので,途中で雨に降られたらいやです。駐車場があるので,車で行くのも手です。そんなことを考えているとアイディアが浮かびました。古くなった各種信号線のストックがあります。探したところLANケーブル(10BASE-10用)がありました。

 

 単線でした。径を測ってみると0.45 mmφありました。ジャンパーの径は0.6 mmφでした。ちょっと細いですが,ブレッドボードにも挿さる太さでした。基板にハンダする目的には,太さはさほど問題ではありません。ただ,メッキがされていないので,被覆を剥いたらすぐにハンダ付けするか,磨いてハンダ付けする必要があります。線色は何種類もあるので,わかりやすい色を選ぶこともできます。

(下がジャンパーキットのもの,上がLANケーブルのもの)