蘭ケースを外に出した  | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 暖かくなりだいぶ経ちますが,ようやく蘭を外(ベランダ)に出しました。蘭加温ケースは冬の間,室内の窓際に置いてヒーターにより加温していました。最近は,ヒーターはOFFにして,ケースのガラスの窓は開けていました。日は高くなり,室内に直射光が入らなくなりました。早く外に出さねば,と思いながら今日になってしまいました。ある程度の光は必要ですが,直射光の下に置くと葉に穴が開いてしまいます。室内で直射日光が入るときもレースのカーテン越しです。室外にケースごと出しますが,ケースのガラス窓は取り外し,70%の遮光ネットで囲みます。蘭は朝晩シリンジ(霧吹き)します。そのためには,遮光ネットを取り外しやすくしておく必要があります。私は木枠に遮光ネットを取り付け,蝶番(ちょうつがい)を用い,正面が開くようにしました。何年も使っている(ビニル類は日なたにあるとすぐに劣化してしまいますが,この遮光ネットはほとんど劣化していません)ので木枠が壊れ始めました。加温ケースを囲んでいるときは動かないのですが,冬の間は中身がない状態で,風にやられました。早めに作製し直す必要があります。

(棚を取り付けるための道具がまだ手前に散らかっています。蝶番で開いた前面の遮光ネットはこれまでは自立できたのですが,一部割れたため自立できず,物干しスタンドに工作用ピンチで留めています)

 

 室内の時は水やりが大変でした。鉢を段付きプラスチック皿(段は穴がたくさん開いていて,鉢底から流れ出た水をその下に流す構造になっている)に移してからやっていました。蘭はたくさん水をやってはいけません。これは,頻度を低く,という意味です。水をやるときはたっぷり,鉢底から流れ出るようにやります。下にある鉢は水が流れ出てもフロアデッキから排水されます。上の段は,そのままやると鉢底からの水が下の欄にかかってしまいます。そこで,段の下にもう一つ段を設けそこにプラスチック皿を置きます。流れ出た水はそこで受けられますので,水やり後捨てればよいのです。