C言語今更再認識: { }の使用  | 技術日誌

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ここでは,電子工作,木工などの趣味での記録を書いています。
なお当初はKMK研究所のメインテーマであるSPSのノウハウを書いてきましたが,順次SPSノウハウのページに複製を作っていきます。

 C言語では中括弧はifやwhile, 関数,switch,for,doなどと伴に使うのが普通です。ここでは,中括弧を単独で使う方法を考えつきました。

 変数itate(BASIC以来,iで始まる変数を1, 2, 3と変化する序数に使うことにしています。また範囲の最大値はnyokoのように,nで始まるようにしています)を3つの範囲に分け,それぞれの範囲内でiyokoをまた3の範囲に分けて処理することが必要になりました。itateのそれぞれの範囲内での処理を字下げして書くと,itateの3つの範囲がはっきりと見えます。また,iyokoの3つの範囲内での処理も更に字下げするとわかりやすくなります。

 Microsoft Visual C++では,プログラムを見やすくするように,{ }の範囲内を自動的に字下げする機能があります。上で述べた様に自分で字下げしておいても,Visual C++の整形を実行すると{ }外の字下げはなくなってしまいます。そこで,字下げしたい範囲を{ }で囲んでみました。するとその範囲が整形によっても字下げされることが分かりました。多重に字下げできることがわかりました。

 実は,図形に幅を付けるプログラムで,このような範囲分け処理を行いたいので,字下げをどうしようかと考えていた結果,これが良いと言うことになった次第です。