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心を繋ぐ通訳★Miho 「英語も人生も満喫中」

東北地方在住の日英の通訳者・翻訳者です。英語を勉強して、仕事にして世界が広がりました。人生が楽しくなりました。エレガントなチャレンジ精神をモットーに妻、母としても奮闘中。そんな私が仕事、英語の勉強方法、面白いこと、楽しいことをつづります。

心を繋ぐ通訳★Mihoです。



福島原発が予断を許さない状況です。

知り合いの外国人の方も数名帰国されました。

国内で自主的に移動をされた方もいるようです。

それについては、個人の判断に任せるべきだと思っています。



私の海外の知り合いからも、しばらく日本を離れて海外に

来ないかというメールが来ています。ニュースを見て心配に

なったとのこと。



動画や記事に目を通してみましたが、

海外メディアの中には、日本の状況についてかなり

センセーショナルに、または悲観的に報道しているものもあります。



こんなときほど落ち着いて、信頼に値する情報を元に

冷静に行動しなければと思っていたら、こんな記事を見つけました。

3月17日付けのニューヨーク・タイムズ紙に掲載された、

作家 村上龍氏の寄稿文です。



Amid Shortages, a Surplus of Hope

(危機的状況の中の希望)




寄稿文の最後で村上氏は、以下のように書いています。



And, for now, I want to continue the stance I took in my hotel room:

I will trust the words of better-informed people and organizations,

especially scientists, doctors and engineers whom I read online.

Their opinions and judgments do not receive wide news coverage.

But the information is objective and accurate, and I trust it

more than anything else I hear.



今この時点で、私は新宿のホテルの一室で決心したスタンスを守るつもりでいる。

私よりも専門知識の高いソースからの発表、特にインターネットで読んだ科学者や医者、

技術者の情報を信じる。彼らの意見や分析はニュースではあまり取り上げられないが、

情報は冷静かつ客観的で、正確であり、なによりも信じるに値する。





この部分に関して、私も同意見です。この文を読んで、かなり落ち着きました。

文の最後はこう締めくくられています。心に響きました。




...One might say the opposite today: evacuation centers are

facing serious shortages of food, water and medicine; there are

shortages of goods and power in the Tokyo area as well.

Our way of life is threatened, and the government and utility

companies have not responded adequately.


...今は逆のことが起きている。避難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。

東京も物や電力が不足している。生活そのものが脅かされており、政府や

電力会社は対応が遅れている。


But for all we’ve lost, hope is in fact one thing we Japanese

have regained. The great earthquake and tsunami have robbed

us of many lives and resources. But we who were so intoxicated

with our own prosperity have once again planted the seed of hope.

So I choose to believe.


だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と

資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の

種を植え付けた。だから私は信じていく

 



村上龍氏の寄稿文の日本語訳はこちらのサイトで危機的状況の中の希望






心を繋ぐ通訳★Mihoです。




地震から1週間たちました。

長い1週間でした。色々な事が変わりました。

私だけでなく、多分他の多くの人にとっても。



街中で歩いている人や自転車に乗っている人を

多く見かけるようになりました。ガソリンの入手が困難なので、

車を使わない人が増えたからです。家族全員で買い物を

して、皆が手に袋を持っているところをよく見かけます。

初めて見る光景です。

  

親戚の家に避難する友人が増えてきました。



仙台から山形経由で秋田の親戚の元へ行く友人が途中で

メールをくれました。



鶴岡駅を8時56分に出ました。酒田で乗り換えて、

秋田に向かっています。羽越線は拍子抜けするくらい普通に

運行しています。行列もなく、駅のコンビニにはおにぎりも

お弁当もたくさんありました。地元の人が普通に通勤、通学

していて癒されます。



福島の郡山から千葉の親戚の家に滞在している友人が電話で

こう言っていました



「今、デニーズでデザートを食べて来たの。信じられる?」




私が大好きな仙台の美容サロンの担当アドバイザーさんからこんな

メールが来ました



皆様、ご無事でしょうか?地震後、サロンはお休みさせて

いただいていましたが、有難いことにお客様からご注文も

入るようになりました。明日、サロンオープンに向けて準備

のため、出社いたします。欲しい商品がありましたら、是非

ご連絡くださいませ。




春休み、部活動が中止になった息子は友達と震災をテーマに

みんなを元気にするドラマを作るそうです。




私は当面の通訳と講師の仕事は全部キャンセルになりましたが、

今までにやったことがない分野の仕事の依頼が入って来ました。

ボランティア通訳の依頼もあります。



この1週間で何かが変わり、以前とは少し違った方向ですが、

確かに動き始めている気がします。








心を繋ぐ通訳★Mihoです。



電気が復旧して、ネットに繋がるようになり

メールチエックをすると、友人から地震を心配する

メールが沢山届いていました。電池切れだった携帯を充電すると、

携帯メールにも友人から多くのメールが。



以下は、家族ぐるみで親しくしているバンクーバーの一家からです。

17年前、カナダに留学した時、最初の3ヶ月はホームステイをしたのですが、

その時のホストファミリーで、それ以来のお付き合い。息子を連れて数回

行っています。



Dear Miho, can you please email us that you are all safe.

We are soooo worried about you all! We were on the plane

flying home and just heard the terrible news when we

touched down in L.A. Bob is soooo worried too, and Dave

and Meg too. Meg just phoned us here and asked had we

heard from Miho. Our thoughts are with you and all Japanese

people tonight in such a huge, huge tragedy. Our minds cannot

believe this could ever happen. Please write us soooooon,

lots and lots of love, Bev, Bob, Meg, Dave.



元気だとメールを送ると即座に返信が来ました。



Oh Miho, We have been watching my computer screen

carefully for 3 days praying for news from you that you are all ok.

We are watching BBC constantly and following the details with horror.

We are soooooooooooooo happy to have news from you that you are

all ok and hope it will be the same for your extended family and friends.

Thank you for taking the time to write too. We were just talking about

you 5 minutes before, praying for good news. Meg and Dave will be

thrrilled. Bob yelled, " here is Miho now, here is Miho" We love you

and take goode care, Bev, Bob, Meg and Dave.




ツイッターにも安否を心配するメッセージが沢山書き込まれていました。

地震の当日の夜、フォローワーさんの一人は携帯メールに「大丈夫ですか?」

というメッセージを下さいました。ブログの読者の方々からもメッセージを

いただきました。ありがたいことです。人と人のつながりから力をいただきました。