【年中6月】保育所等訪問支援 | 自閉症の息子との生活日記

自閉症の息子との生活日記

2019年10月生まれ3歳で自閉スペクトラム症と診断された息子の成長記録。

息子は2019年10月生まれ(現在4歳)

自閉スペクトラム症です。


【特性】

集団生活苦手。癇癪。言語遅滞。数字好き。抱っこ好き(19kg重い)


6月初めに年中になって初めて保育所等訪問支援がありました。

訪問支援は3ヶ月に1回です。

訪問支援はお世話になっている預かり型療育の系列施設にお願いしており、今年は昨年1年間預かり型療育で責任者だった先生が異動され、担当してくださることになりました。

息子の普段の様子や特性も理解しているため、今回の訪問支援を待ち望んでいました。

というのも年少の時よりも問題行動が多くなったようなんです。(年少の時は問題行動報告されていないだけかもなんですが)

年中になってからお迎えの際に担任の先生に聞いた話では

●公園に行った時に最初に先生方が安全確認して子供達はその間待っているが、すぐに遊びたくて地面に仰向けになって癇癪、公園から道路に出ていこうした。
●ブランコの順番が待てなかった。
●給食のおかわりは全て食べ終えてからだが、食べ終わる前に好きなものをおかわりしている。
(これ、年少の時は嫌々ながら食べてたようなんです)
●お昼寝の時間に園庭のテラス廊下を走り回ったり、一人で三輪車を乗り回している。
●他のクラスに行ってしまう。
(まぁこれは前からですが)


担任の先生3人は優しくてあまり怒らなそうな先生なんですよね。

また、癇癪の際の対応を聞かれた際「家では基本的に無視して、落ち着いたタイミングで対応している。」と伝えたところ「保育園では他のお子さんもいて待ってあげられない場面も多い」と言っていたので癇癪の際に要望を通しているのかな。

なので、癇癪で要求が通ると誤学習している可能性があると感じていました。



訪問支援フィードバック

一言でいうと 自由 です!
息子くんの行きたいとこやりたいことに先生が付き添っている。

目的が「保育園で楽しく過ごすこと」であれば間違いなく目的は果たせている。

と言われました泣き笑い

息子くんのペースで自由に過ごし時々先生がクラスへの参加を促すが拒否することが多く、他の教室には進んで入っていくので、自分の教室での楽しい見通しが立っていないみたいでした。

制作の際は教室の外から先生が抱っこして窓越しに観察活動して「キラキラ貼ってるねー」とつぶやき「やる!」と言って興味のあることには参加できている。

先生から「顔をかいてね」の指示ではぐちゃぐちゃに描いていたが先生が「目を2つかいてね」と指示を変えてくれたことで描けていた。最後は自分で「髪もかく」と言っていた。

「うん/ううん、いや、やらない、先生!」など気持ちを伝える言葉がでているので

「10数えたら行こう」など先生からの提案を受け入れて誉められる経験を積めると良い。

まずは教室に入って過ごせるように

やりたいことに対して許可を得るようにリーダーの先生に「○○していい?」と聞けるようになると良い。

とアドバイスしました。

先生からはこれまでは信頼関係を築くため息子くんのペースで過ごしてきたが、これからは少しずつ参加を促していきたい。と言っていた。

とのことでした。


訪問支援後の保育園の対応

リーダーの先生が毎週変わるとのことで、リーダーの先生が赤い大きめのリボン🎀を胸に付けてくれて「リーダーの○○先生に聞いてね」と伝えてくれているようです。

また同じことはやらなくてもなるべく同じ空間にいられるよう工夫してくれています。

すぐに訪問支援のアドバイスを取り入れていただき有り難いです飛び出すハート



訪問支援の先生とのエピソード

●保育園に着いた時

朝の会の途中でしたが、息子くんは園庭の端で先生と2人砂利で遊んでいたが、気がつくと走って近くにきてくれ、ちょっと恥ずかしいのかもじもじしながら「おはよ」と言ってくれたって。

●久しぶりに聞いてみたら…

先生「ぼくのまえに」
真顔「みちはない」
先生「ぼくのうしろに」
真顔「みちはできる」

応えてくれましたって爆笑


●帰る時

真顔「先生おしまい、バイバイ」
と言われ帰りましたって笑





年長さんに上がるときにはもっと集団生活に馴染んでほしいと願っています昇天