人と関われば色々あるけれど、特に仕事というのは何を優先するか、誰を優先するかという上の考えが反映されるので、どういう上司が上に立っているかは結構大きい。
先日、ある仕事の案件でグチャグチャして支障もすでに出ていたので、上の人に一応現状を報告した。
その人は「トップ同士で話し合ってみる」とすぐにその案件を引き受けてくれた。
どうやら話し合いはすぐしたらしいが、その後の方針はどうなったのかも戻ってこなかった。
まぁ私なんぞは下々の者ですから、いいんですけど。
そういう方針や対処法を決めた後に下に報告をしないのはどちらにしても得策ではない。実際、動くのは下々の者だからね。
そんな中、先日上司が相談したもう一人のトップに呼ばれた。
「話し合いの結論聞いた?」と聞かれたので、聞いてないと言うと、どうなったかを教えてくれ、さらに仕事に対しての自分の考えも話してくれた。
最後に「余計なことに気を遣わせてしまってすまなかったね。いつもありがとね。」と言ってくださった。
自分の仕事をしているだけだから、感謝をしてもらおうと思っているわけでも、ましてや謝ってもらおうと思っているわけでもなかったので、ちょっとビックリした。
が、本当に思って言ってくれているようだったので、嬉しかった。
立場がある人だったり、年取ったりすると、謝ったり感謝したりするというのはなかなか難しくなっていくように思う。
実際、お客様のクレームがあった時に、下々に八つ当たりする中途半端な位置にいるおっさんもいる。
問題が起こっているのを知っていて、逃げまくり出て行かない人もいる。
逆に、いつもとりあえず謝ればいい、とりあえずありがとうと言っておけばいいと思っているのが丸見えな人も居る。
そういう中で、今回の人は結構長い付き合いな気がするが、たしかにいつもちゃんと対応してくれてたなぁと、こちらこそありがたいという気持ちをホッコリさせられた。
もちろんその人が完璧な訳ではないけれど、この面では本当にありがたかった。
同じお店の最初の上司はチャラチャラしていたけれど、仕事で力入れるときと責任取る時はシッカリやってくれる人だった。
私が大きなミスをしたときに、私は反省しきりだったんだけれど、
その人が「いいんだよ~だって謝るためにオレの肩書きがあって、謝るのがオレの最大の仕事だから。気にするな。解決したし。」と言ってくれた。
そのときに、この人が仕事中にお部屋でみんなのゴルフしてても、管理センターにお茶しに行って戻ってこなくても、「いいんです。この人は局面に出てきてくれる人だから!」と思うようになった。
この前も、同僚と思い出してて、どうしょもなくチャラチャラしてたけど、あの人のお客様の怒りを静める技はすごかったね~最終的には怒りを静めるだけでなくて笑顔にしてたしね~と。
あれは、本当に技だった。
その後、上司が何代か変わっているけれど、あれほどにお客様対応の出来る人は居ない。
お客様のご要望やお怒りを解決するどころか油を注ぐ殿様ばかりだ。
逆に、あの技を見せてもらった時期があったのを感謝するべきかな~
私は上司でもなんでもないけれど、イヤでも年は取っていく。
ということは、どうしても頼ってきてくれる子たちも出てくる。
ということは、やっぱその子達に感謝を忘れず必要な時は謝るという心積もりを持って行きたいものだわね~
なかなか大人になりきれない私だけれど、若い子をガッカリさせない大人に少しでも近づきたいと改めて思った。


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