道尾秀介著《カササギたちの四季》
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いや~まずはカササギって鳥のことじゃなくて、リサイクルショップ店長の華沙々木のことだったっあせる


リペア術をカササギに買われ、副店長にされた日暮。
それに、ショップに入り浸る女の子南見。

しっかし、最初から最後まで、カササギにはイラッとさせられる。


南見のためとは言え、日暮がそこまでカササギのワケの分からない謎解きごっこに付き合っているのも・・・汗


でも、道尾さんの技で、入り込まされ、サクサクと読まされ、ところどころ笑えた。


生臭和尚と息子の話ではうっかり涙出そうになってしまった。


南見は、きっと全部見抜いていたんだよね~


カササギのいい加減な謎ときのことも、その謎解きを当たっているように工作し、真の謎解きをしている日暮のことも。


南見の母親、父親との関係のその後も気になるので、シリーズ化を期待!

吉田篤弘著《圏外へ》
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まず、この本、厚さ4.5cm強目

そして、装丁や挿絵は言わずもがなクラフトエヴィング商會!それだけでもワクワクする。

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カタリテがなかなかお話を進められずにいると、お話の登場人物が勝手に語り出す。
また、サテを導きとしてカタリテもお話の中に入ってしまう。
大人の現代不思議な国のアリスみたいな印象。
カタリテのお話の中にまたお話があってそのお話につながるお話にカタリテ自身が彷徨う。
南、レンズ、水、言葉、予言など、別の話の中にも共通のキーワードがちりばめられているので自然とリンクさせられる。
小説家の醍醐味と苦悩を覗いた感じ。特殊な役割だな~と。

20歳になった吉田音ちゃんや円谷さん、奥さんも登場。

「つむじ風食堂の夜」に出てくる果物屋の青年を彷彿させる果物屋の小倉くんも出てくる。

「十字路(水晶万年筆)」水読みを思い出したりなんかも。

接続のことばが人格として動いているところも面白かった。

エジンバラ先生のおかしな話方を書けるのも、文章や言葉に精通しているからこその技。
店員のよろしかったでしょうか?に常日頃から私も引っかかっていたので、今は一瞬にして過去になるという「瞬間過去」についての考察も興味深かった。

西加奈子著《さくら》
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このお話も犬のさくらがしゃべる。西加奈子の動物アテレコ好きだな~。


そして、いつものププッと笑ってしまうところもありつつ、ドロドロをおもむろに浸透させてきて、それでもホッコリも忘れない。


家を出ていった父が帰ってくる手紙により、薫が実家に帰るところからお話は始まる。


幼児期から色々なエピソードが回想されていく。


父母がどんなに仲良しで美しい夫婦だったか。妹がどんなに綺麗で暴力的だったか、兄がどんなに輝いていてスターだったか。そしてそんな家族に挟まれた薫はどんな風に自分がなかったか。


度重なる苦難により、家族が崩壊していくも、基盤に愛がある家族は再生のはじまりに向かっていく。


関西弁の語り口調で柔らかいものの、なかなか切り込んだ話だった。



西さんの独特な表現がやっぱ好き。


ぐっすり眠る表現を、「いさましく眠った」とか


薫が過去に支配されていることを「僕の頭の中は貼り付けられた記憶の断片で、まるでピカソの絵みたいだった」とか


さすがです。

先日、作った麻婆の素 のスープ部分を使いまして、親子丼風を作りました~

麻婆の素には舞茸とひき肉がすでに入っている(おさらい)


スープ部分を1カップくらいに、しょうが半かけ(みじん切り)、花椒一つまみ、玉ねぎ1/4個(薄切り)を入れて火にかける。

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玉ねぎに火が通ったら、さっと下ゆでしたほうれん草を入れる。
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あとは、親子丼の上の要領で玉子2個を溶き流す。

とろとろの状態で、ご飯の上に乗せる。
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うん!

辛そうに見えないかもしれないけど、とろとろでピリ辛でおいしいっヾ(@°▽°@)ノ

三つ葉たっぷりとかでも作りたいな~

今回はたまたまほうれん草と玉ねぎだったけど、余ってる野菜入れちゃっていいんじゃないかな~

安くて美味しい!オススメ丼目


玉子とろとろのために、玉子はあまり白身と黄身を混ぜすぎない方がいいネ

白身と黄身の火の通る温度が違うから、ちょっと混ざってないとこが残っていると、とろとろになるって何かで聞いたよ

小路幸也著《レディマドンナ》
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久々に堀田家バンドワゴンシリーズの続きを読んだ。


相変わらずにぎやかで、相変わらずいろんな問題を解決!


心が温かく、すっきりする。





こどもたちも大きくなってるし、新しい命も生まれた。


現在の話がマイブルーヘブンに出てきた関連話が交差して


「あったねーそんなこと」って同じときを過ごしてきたみたいな感覚に陥る。




おなじみのLOVEも盛りだくさん。


究極の愛とは許すことだと、今回のお話ではあるような気がする。


個人的には夏の話のすずみちゃんと友人の話で泣いた。


前からすずみちゃんの男前具合には感心していたけれど、ますますすずみちゃんのファンになった。