(NHK Eテレ TVシンポジウム 11月18日 14時~15時)

 

  上記テレビを見ました。シンポジウムのテーマは「”生きがい”と”役割”が循環する 持続可能な社会」です。NHKの番組紹介から。

  「人口減少により消滅すると言われる地方の村。一方大都市も急速に高齢化が進み、東京23区では2050年には100メートル四方に45人の高齢者が暮らすようになるといわれています。地方も都会も未来が危ぶまれる中、いま各地で人々がつながり、生きがいと役割のある持続可能な地域を目指す取り組みが始まっています。島根の山深い町の挑戦、大都会の大阪のみんなの農園、地域の核となっている長野の寺。地域づくりの実践者が話し合いました。」

 

  その中で私が印象に残ったものは、「都会で農園」です。これは、大阪府豊中市の「豊中あぐり」という農園を紹介したものです。2016年11月23日に放送された「農園から生まれる”創縁”社会」がベースになっています。(「NHK 地域づくりアーカイブス」で地域(大阪府)を選択すれば、動画を見ることができます。)

 

  「”無縁”から”創縁”へ。都市の地域づくり」~団塊世代、男たちの地域デビュー

  住民ボランティア活動が盛んな大阪府豊中市では、社会福祉協議会の呼びかけで定年退職後の男性たちが集まり、「豊中あぐり」と呼ばれる農園を開きました。男性たちは、共同作業で汗をかきながら野菜を作り、顔見知りも増え、さらに地域の実情についても学んでいきます。農園をきっかけに、かつては女性がほとんどだった地域活動に大きな変化が生まれています。「無縁社会」を乗り越える「創縁社会」への挑戦が続いています。

1.農作業未経験者も積極的に参加

2.収穫した野菜をサロンの敷地で販売

3.収穫した野菜で料理にも挑戦

 

 

  私は、定年後の「居場所」がない男性たちの、一つのモデルになると思います。グランドゴルフ・ゲートボールも良いのですが、体の動くうちは、農業もいいのではないかと。それには、行政の政策支援、社会システムの課題などがあります。

  関連のブログとして、5月27日ブログ「シルバー・デモクラシー」、6月16日ブログ「定年後~50歳からの生き方、終わり方」を参照にしてください。