敵地ZOZOマリンでのvs.ロッテ３連戦初戦(17日)は延長12回、総力戦の末、1‐1で引き分けました。
ロッテ先発は佐々木朗希。先週のエスコンでの雪辱を期す気迫の投球はすさまじく、この日のハム打線は12三振を奪われました。このうち、3球三振がなんと９つ。160キロ以上が12球もありました。四回には1点を先制され、このまま完封されるのではないかと思われるほど。
しかし、ファイターズ打線も粘りました。七回に細川凌平の犠牲フライでようやく1‐1の同点に追いつきます。細川はこの日の昼間、鎌ヶ谷での対ヤクルト戦に出場し、ホームランを打っていました。ボールがよく見えたのでしょうか。とはいえ、それからは両軍膠着状態。結局、そのまま引き分けです。
試合を通して、ファイターズ投手陣の健闘が目を引きました。先発金村尚真は5回1失点と試合を作りました。そのあと、矢沢宏太→ロドリゲス→河野竜生→田中正義→マーフィー→杉浦稔大とつなぎ、ロッテに勝ち越し点を与えませんでした。
これだけ投手を起用すると、えてして1人ぐらいは調子の悪い選手がいるものですが、本日は皆ナイスピッチング。マーフィーは2イニングを投げ、いずれも三者凡退に抑えました。今季の投手陣は先発・ブルペン共に充実している証拠でしょう。このままの調子で行ってほしいです。
ところで、本日はBS12のテレビ中継を副音声で視聴しました。他局の副音声は、ともすると雑談のオンパレードになって、実況がおろそかになることも多いのですが、今回は違いました。
実況・田中大貴さんの裁きが良く、解説・西崎幸広さん、秋吉亮さんの話をうまく引き出しながら、実況もきちんとしていました。副音声とは言え、ビジターチームのファンにとっては主音声ですから、脱線し過ぎるのは良くありませんね。
もっとも、十二回表で時間切れになり、最後まで放送してくれなかったのには不満もありますが…。
さて、試合は引き分けに終わりましたが、連勝はまだ続いています。対ロッテ戦はこれで8勝1敗1分になりました。そろそろロッテに負けるころ合いではありますが、勝てるうちにうんと勝っておきたいもの。17日は先発・加藤貴之を援護する打線の爆発を期待したいです。
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