札幌ドームをなくしてはいけない  | 明け暮れファイターズ

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北海道日本ハムファイターズを昭和世代のオヤジが語る。

3月2,3日のオープン戦がファイターズ最後の札幌ドームでの試合と言われています。そんな中、札ドの今後について、「赤字を出すぐらいなら、解体してしまえば…」などの声もネット上に流れています。しかし、それは早計。北海道のスポーツにとって、札Dはまだまだ利用価値があると思います。えー

積雪寒冷地である北海道ではかつて、冬のスポーツと言えばスキー、スケートだけ。夏場は高校野球の選手が、冬になるとアイスホッケーの選手に早変わりというケースも珍しくはありませんでした。そんなスポーツ環境を変える全天候型の施設をーという要望も札ド建設の背景にはありました。目

 

2001年のサッカーW杯を機に誕生した札Dですが、運営の要としてプロ野球の誘致をーと、当時の市長が西武ライオンズに働きかけました。西武サブ本拠地としての交渉が進んでいたころ、日ハムが「ウチは全面移転したい」と名乗りを上げ、ファイターズ北海道移転につながりました。野球

 

そういう意味では、当時の市当局の努力を台無しにし、北広島市にファイターズをさらわれた現市長は大きな失政を犯したーと私は思います。ただ、2023年シーズンのエスコンは素晴らしいものでしたし、大量の観客動員が望める大型施設を札幌一極に集中させない点では、これはこれで良かったと思います。ニコニコ

 

今後の札Dにとって、サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌がスポーツ利用者としてのメインになります。Jリーグは2026年からシーズンを移行し、開催時期が8月開幕→5月閉幕に変わります。厳冬期の中断が設けられますが、新しいシーズンに屋内で天然芝のサッカーができる札Dはぜひとも必要な施設になります。花火

 

年間利用は少ないとはいえ、ライブコンサートに4万人以上収容できる施設は北海道では札Dしかありません。各種展示会など大型の催しを開催できるメリットもあります。アップ

 

札Dの開業から23年。老朽化を指摘する向きもありますが、東京ドームなどは1988年の開業ですから築36年です。札Dはあと何年も使えます。所有者の札幌市はもっと活用策を探るべきです。行政の知恵が足りなければ、民間の活力も借りればいいでしょう。くれぐれも〝宝の持ち腐れ〟にはならないようにね。ウインク

 

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