キャンプイン前日の31日、新庄剛志監督がGAORAの特別番組に生出演し、「決まっているレギュラーは万波君だけ。紅白戦、オープン戦で結果を出した者がレギュラー」と選手たちに競争を促しました。さあ、キャンプが始まります。
就任3年目を迎え、いよいよ後がなくなった新庄監督。その決意を聞かれて、「この2年間で土台ができて、補強もできた」と、あとはやるだけ‐という姿勢のよう。
しかし、強力な補強とみられる新外国人選手たちについては、「外国人だけは(使って見なければ)わからない。日本に早くなじんだ選手が活躍するとは思うが…」とあまり当てにはしていない感じ。それでも、「エスコンなら力まなくてもスタンドに入るコツをつかんでくれれば…」。
キャンプで見てほしいところはどこかとの質問には、「選手同士の競争を見てほしい」と一言。放送はこれらのトークが30分ほどで、音楽ライブや花火大会が延々と流れていて、ちょっと期待外れの番組内容でした。
それでも、番組の終わりには、監督が「明日からさあやるぞお。とにかく競争してもらいたい」と再三、〝競争〟を強調。スタンドには選手たちがずらりと並んで花火を眺めていましたが、心なしか表情が硬い選手が多く、キャンプ入り前夜の緊張感も漂っていました。
キャンプに入る前に怪我人が出てしまい、順調なスタートとは言えません。調子のいいときに限って、アクシデントは起きるものです。とにかく、全員が無事に開幕を迎えることができるよう、北の大地から応援していたいと思います。
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