建築少年の時々日記 -22ページ目

SE構法の家が上棟しました

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SE構法の家がめでたく上棟しました。

上棟作業中の大工さんも建てながら強さの違いについて体で感じたようです。

非常に施工精度を要求されるので事前に基礎のレベルチェック等を行って1mm

の誤差が約40cmだったので大丈夫だろうと思ってはいたのです

がやはり緊張しました。なにせドリフトピンの太さも通常のものよりもだいぶ太いので

精度が悪いまま打ち込むと的確に入らないか木材のほうが割れるかして

大変なことになります。ですので緊張感のある上棟作業でした。


そんな不安のよそに予想以上に順調に作業も進み無事上棟することが出来ました。

基礎工事業者と大工さんの的確な作業の賜物だと思います。


凛々しく立ち上がった構造体に「やっぱり、ええもんやなぁ」と棟梁、社長、僕。



確実にええもん作っている自信とこの住宅をさらにええもんにするぞ!という意気込み

で燃えてます。



この現場も楽しい現場になりそうです。

つくづくいい施主さんに恵まれている実感・・・。

うれしい限りです。







SE構法の家が明日上棟します

明日いよいよSE構法の家が上棟します。

今日は土台敷きおよび接合部の金物を取付し明日に備えました。

やはり見ると聞くでは大違いで一般的な金物工法で使用される金物とは

大きさ、厚み、金物自体の構造が似ているようですがまるで違います。

この金物を見るとジョイント部の力が的確に構造材へ伝えられるといううこと

が一目瞭然です。


なぜ一般的な金物工法では同じような考え方のものが作れないのか不思議です。

というよりもSE金物のような構造でないと力の伝達においては

その性能を発揮できないと思います。

ただジョイント部が金物でつながれていて断面欠損が少なくてすむ程度のものです。

信頼に値するものではないと思いました。


百聞は一見にしかず!

ということで

2月22日 日曜日 13:00~16:00 に構造見学会を行います。

是非ともご覧ください。


場所は長田商店街を北へ500mほどあがったの宮川小学校のまん前です。




NHK

小学生のころからNHK大河ドラマが好きで今でも観るのをやめられません。

今「天地人」が放送されています。

日曜日が待ちきれず原作を読んでいます。

上巻を読み終えテンションがあがりました。



戦国時代という裏切りの絶えない世知辛い時代の只中で

上杉家臣団の美しい日本人の美徳に感動しています。





綿業会館に行ってきました

昨日大阪の本町にある綿業会館にいってきました。

1932年完成し現在は国の重要文化財にも指定されています。渡辺節による設計で若き日

の巨匠村野藤吾さんが担当された建物であります。

巨匠の綿業会館を設計にまつわる文献の内容を思い出しマジマジと細部に目を凝らしま

した。新しい建物ばかりの日本で大理石ひとつとっても約80年間使われ続けてきた風

格があふれていました。


自他共に非常に厳しく長いものには巻かれるな的で侍のような村野さんの大ファンでこ

と細部にいたっては 見た目よし、使ってよしの抜群のデザインセンスを発揮されてい

ます。今はもうないのですが心斎橋商店街にプランタンという村野さん設計の喫茶店が

ありました。美しい階段と手すりや独特のスケール感で薄暗い落ち着いた気持ちのよい

空間が忘れられません。


プランタンの再建を強く願います。

できれば神戸で・・・(しょちゅういけるので)。



またもや偽装

先日樹脂サッシメーカーの性能偽装が発覚しました。

指定性能評価機関でサンプルによる性能試験を受ける際、火災の熱で膨張し窓枠などの

透き間をふさぐ加熱膨張材を、申請書類に記載した量より増やすなどしていた。実際に

製造する際は加熱膨張材を減らしていたといい一定条件のもとで行われる試験で耐火時

間が20分必要なのに、13分しかなかったとされる。膨張材を減らすことで、

1枚あたり約1万円のコストダウンを図っていたという(読売新聞より抜粋)


業界のリーダーであるべきはずのシェアNO1の企業がここに名を連ねているのに驚きま

した。

どの企業も共通してコストダウンの為・・・こういう見解で性能を偽ったようです。

言い方をかえればこの金額ではこれだけの性能しか提供できませんといっているように

も聞こえます。

改めて適正価格が破壊されてしまっている建設業界の実態が浮き彫りになってしまった

事件だと思いました。

適正価格と適正利益のバランスの中での価格競争であってもらいたいです。業界の良心

の問題だと思います。

もし偽ったわずか1枚1万円の7分間の間で犠牲者が出たとしたら考えただけで

ゾッとします。

性能の部分は見た目にわからないのもが多いです。

だからこそ「清く正しく」の心が大事なのだと思います。







この1年

本日で年内業務を終えるわけですが、

タクトホーム長田店をオープンしてちょうど1年たち

今年携わった現場やお施主さまやいろいろ思い出します。


建設業界は来年さらに厳しい状況になるとの予測は多いのですが

業界の嫌な感じの波からはサラ~っと身をかわして、

波の緩やかなところでコツコツと楽しくまた建築を作っていきたいと思います。

今年仕事で関わってくださった皆様ありがとうございました。

来年も頑張りま~す!




料理と建築


先日阪急六甲で食事してきました。

非常に美味しく料理を頂いた感想としては少し変なのかもしれませんが、

つくづく建築と料理は似ているなと思いました。


いくら高級な食材を使ってもシェフのセンスが良くないと

その食材の本当の素晴らしさをお客様に味わっていただけません。


建築も同じで高級材を使用してもそのコーディネイトがまずいと

まるでド素人の仕事に見えます。

その逆も然りで、なんてことない材料をいかに工夫して使用するかで

また違った価値観を生む事ができます。



作り手のセンスの一言ですますと終わってしまうのですが

言い換えれば素材に対しての愛着や敬意なのかなとも思います。

より良い使い方をしてあげると

その素材が語りだすような力強さが現れるのだと思います。


建築と料理


生活するうえで身近で非常に共通点の多いものづくりの仕事だと思います。



こだわりシェフのビストロ料理店です。

ぜひ行ってみてください。





幸せな仕事!

1年半ほど前に新築させていただいたお施主さまから

ご親戚の住宅のリノベーションをご紹介していただき、現場調査してきました。


間口の狭い住宅で採光通風ともに間口方向からしか期待できないので、

いろいろな工夫が必要な住宅になりそうです。



こういう形でご紹介していただくととてもうれしい限りです。

とてもやりがいのある仕事だと改めて思います。



さらに精進せねば! 緊張感とエネルギーが湧いてきます。

またいい仕事をしたいと思います。



最小の家 完成!

aeb38cae.jpg以前紹介しました最小の家が完成しました。

わかりやすいイミテーション的和風というようなな表現にはならないように慎重

に素材を吟味し、出来るだけ素朴に、出来るだけきれいになりすぎず

(汚いという意味ではなく)、野趣あふれる住宅になるように心がけました。

色々なデザイン方法や表現はありますがやはり様式の上にあると常日頃から思ってい

ます。

工夫は多々あるのですが狭小住宅ですのでまずは造った空間はしっかりと使い切るよ

うにし平面的にも立体的にも無駄な空間をなくしました。


それと徹底的に本当に必要な寸法、物、機能、採光、通風など適材適所こだわり

随所にヒューマンスケールあふれる住宅建築になりました。

外観的にはちょうど蔵のようなボリュームでこぢんまりとしてはいるのですが

非常に工事は難航しました。やはり狭すぎるのです。

しかし完成してみると近頃の住宅にはない妙な落ち着きや居心地のよさが

あふれる建築になりました。まだ撮影していないので施工中の写真をアップします。

http://www.tacthome.jp/cathand/detail-104066.html

居心地というあいまいで条件や数字では現せない抽象的なものを追求してみると

言葉では言い表せないけど確実にいえる事は

動物的な感性と人を思いやる心が必要なのだと感じました。



最後の最後まで本当に楽しい仕事でした。

この住宅のすべてを快く受け入れて下さった施主様に感謝致します。

完成!

94fa8246.JPG長きに渡って施工してきた現場がようやく完成しました。

じっくり、丁寧に、こつこつ、作ってきましたので時間がかかってしまいました。

この現場が終わってほっとする反面、寂しい面もあります。

手のかかった生徒を卒業式で送り出す教師みたいなものでしょうか。

いい仕事ができてよかったと思います。



木と土が印象的な郊外型の高性能住宅になりました。

詳しくはHPでアップしたいと思います。