今日は軽いお話 ～ 前提が強固すぎると真の原因を見落とすことがあります。

中小企業診断士25年、銀行業務32年の経験を持つ心理セラピスト中澤です

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【今日は軽いお話　～　前提が強固すぎると真の原因を見落とすことがあります。】

 さて、
何だかややこしそうなタイトルを
つけてしまいましたが(苦笑)

週の初めなので(なんて理由だ！)
実はけっこう軽いお話です。


私が初めて銀行に入った頃
あまり大きな銀行でもなく
地方の銀行だったせいか

まだ「そろばん」を使っていました。

苦手だったんですこれが(笑)

新入社員研修の前から練習し
研修中にも鍛えられたんですが

周囲には珠算1級を持ってる方
同期入社の女性の中には段を持ってる方

そろばんが得意な方がたくさんいらしたので


小学校の頃6級で挫折した私は
そろばんに段位があるとすら知らず


遅いし、正確さにもかけ
なかなか計算が合いませんでした


私はそろばんが苦手
という前提が
しっかりと出来上がっていました


ただ、ある時期
それにしても計算が合わないことが
頻発することがあったんです


練習してもゆっくりと時間をかけて
そろばん入れても合わない

この時点では
私はそろばん苦手
という前提で現象を見てます

あまりにも合わないいので
試しにめちゃくちゃゆっくりと
時間をかけて入れてみると


やっぱり計算が合わない？？

さすがに「あれれ？？」(コナン風)
ってなりますよね。


よ～く見ると

そろばんの珠が二つくっついて
一緒に動いてる！！


一つだけ動かしてるつもりが
二つの珠がなぜかくっついて動いてました！！


こんなところに
計算が合わない原因があったとは！


「私はそろばん苦手」
という前提があまりに強固だったので
目に入っていませんでした。


「計算が合わない」大きな原因は
珠が二つ同時に動いていること

つまり、
道具の手入れの問題だったんです。


今日はなぜこの話にしたのかというと
たまたま冥想中に思い出したから
ではなくて


・時には前提を疑ってみる必要がある

・道具の手入れも大切

という事をお伝えしたかったからです。


前提を支えているのが
いつもお伝えしている
「思い込み(＝ビリーフ)」ですね。


「道具の手入れ」
これは7つの習慣の中では

「刃を研ぐ習慣」と呼ばれていて

自分思っている資源(リソース)を
しっかりと磨く習慣
と言い換えることができるでしょう。


ちょっとした話題でしたが
何かのヒントになれば幸いです。＾＾

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